ポイントはマザーボード選び!
UHD BDをPCで楽しむための要件を理解したら、さっそくパーツ選びへと進む訳だが、難関のマザーボードはZ390チップセットを採用するASRock「Z390 Phantom Gaming-ITX/ac」とGIGABYTE「Z390 I AORUS PRO WIFI」が狙い目だ。
ともにHDCP 2.2をサポートするHDMI出力端子(4K/60Hz、HDR対応)を備えているだけでなく、メーカーのショップイベントなどで、UHD BD対応を謳っている。Mini-ITXなので、拡張性は限られるが定番サウンドチップRealtek「ALC1220」による高音質オーディオや11ac無線LANなど、メインストリームクラスの機能を備えている。
そのほか、Z270やZ370チップセットを備えたマザーボードのUHD BD対応状況は、CyberLinkのサポートページで確認できるので、確認してみよう。
マザーボードが決まればあとは簡単!
UHD BD視聴マシンを構成するうえで、最も難関とも言えるマザーボードだが、決まってしまえばあとは簡単。第8世代または第9世代CoreシリーズのCPUや、お手ごろ価格になってきているNVMe M.2 SSDなどといった旬なパーツを組み合わせていけばオッケーだ。
次回は、人気の8コアCPUをはじめ、キレイなLEDイルミネーションと冷却性能に定評のあるオールインワン水冷キットや、1TB NVMe M.2 SSDなどで構成したUHD BDマシンを紹介していこう。
※2020年9月25日追記:記事初出時、「Core i7-9700K」のステッピングはP0でしたが、第9世代CoreシリーズのステッピングがR0に変更されました。R0ステッピングではUltra HD Blu-rayが動作しない可能性がございます。ご了承ください。
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