大きなボディーは大きい理由がある!
オリンパス「E-M1X」で猫を激写!
春の新製品シリーズ第3弾はオリンパスのフラッグシップ機「E-M1X」。マイクロフォーサーズ機って小型軽量が良さ、というのを覆したデカさがポイントで、イメージセンサーが小さくても必要な機能や性能を追求すればどうしてもボディーは大きくなっちゃうのだ、というハイエンド機だ。
追求したのは超高速なAFと防塵防滴といった頑丈さ、それからバッテリーの持ち(縦位置グリップ一体型で、顎のところにバッテリーが2つはいってる)。で、大きくなってしまったわけであり、いや、大きくなってしまった、は語弊がある。大きくしたのだ。がっしりしたボディーでしっかり構えて安定した撮影をしたいというニーズのために。
よって猫を撮るにはいささか重装備(ネコ科の猛獣を撮りにいくわけじゃないのだから)ではあるが、構えたときの安心感やサクサク動く快適さはなかなかない。
これにズームレンズを付けて自転車で撮影にでも行こうと走ってると、ちょっと遠くに2匹の兄弟猫を発見。思わず道路の反対側に自転車を止めてカメラを構えたわけである。天気が悪くて撮影には悪条件だったが、それはしょうがない。
2匹の猫を狙ってたら、向かって左にいる1匹がもそもそと動き出した。そしてそこから飛び降り、姿が見えなくなったと思ったら、左手にある塀の上からひょこっと顔を出したのである(冒頭写真)。
お、これはここから飛び降りようとしてるに違いない、と慌ててシャッタースピードを上げ、AF-Cモードにし、高速連写をオン。そしてレンズをちょっと広角側に。あとは飛び降りる瞬間から撮り続けるのである。その連写の中から2枚。垂直の壁を途中まで走り、ぴょんと蹴って上手に着地するのがわかる。
で、道路に出てどうするのかなと思ったら、わたしの自転車に隠れてちょこんと座ってる。
謎である。せっかくなので縦位置グリップを使って縦位置で。縦位置グリップがあるとさっと持ちかえるだけでいいからラク。

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