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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう

最大128TBまで拡張可能な外付けストレージ新モデル

まさに究極のDrobo! Thunderbolt 3&SSDキャッシュ対応の「Drobo 8D」を試す

2019年05月27日 14時00分更新

文● 山口優、編集 ●金子/ASCII.jp

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 コンピュータ周辺機器でおなじみのプリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」のラインナップに、新モデル「Drobo 8D」が追加された。名前につけられた数字からも推測できるように8基のドライブベイを搭載しており、従来製品の倍となる最大128TBの大容量に対応しているのが特徴。Thunderbolt 3ポートやホットデータキャッシュ機能を装備するなどしてデータアクセスの高速化を図っているのもポイントだ。

米Droboの最新DAS製品「Drobo 8D」

 今回、その実機を試すことができたので、製品の外見やスペック、既存製品との比較、実際の使い勝手やパフォーマンスなどを紹介していこう。

●Drobo 8Dのスペック
搭載可能なドライブ最大8台(3.5インチSATA HDD)
最大容量128TB
インターフェースThunderbolt 3×2
サポートするOSmacOS 10.12以降
ファイルシステムHFS+
サイズ幅309.1×奥行き358.1×高さ138.7mm
重量7.4kg
Drobo 8Dはドライブベイを8基搭載されており、最大8台までのHDDを搭載できる

低コストで大容量を実現可能!

 Droboには、
・パソコンと直接ケーブルでつないで使うDAS(Direct Attached Storage)型
・ネットワークに接続して複数のデバイスから利用できるNAS(Network Attached Storage)型
・ネットワークに接続していながら、ローカルドライブのように使用できるiSCSI SAN(Storage Area Network)型
の3タイプがあるが、今回新しく登場したDrobo 8DはDAS型のタイプだ。

Drobo 8Dの最大容量は128TBとなる

 現行のDrobo 5D3やDrobo 5Cの上位機種となる製品で、最大8台までの3.5インチHDDを搭載できる。最大容量もDrobo 5D3やDrobo 5Cが64TBなのに対して、Drobo 8Dは128TBと倍増した。

 と言うと、「そんなにたくさんドライブを搭載できなくていいよ!」という人もいるかもしれない。しかし、Droboのようなストレージ機器は、搭載できるドライブの数が多いと最大容量以外にも大きなメリットが得られるのだ。

 たとえばコストの問題がある。50TB前後の容量を実現しようと思うと、5台までしか搭載できないDrobo 5D3やDrobo 5Cなら少なくても10TBのHDDが5台必要になる。現状、10TBのHDDが1台4万円くらいなので、合計するとおおよそ20万円。しかし、Drobo 8Dなら6TBのHDDを8台で48TBを実現できる。単純計算で、これなら17万円台後半で収まる。大容量HDDよりも中容量HDDの方がグッと価格が下がるので、結果的に低コストで必要な容量を実現できるというわけだ。

 しかも上の例だと、実際にデータ保存に使用できる領域もDrobo 8Dの方が多くなる。Droboの場合、複数のドライブを仮想的にひとつのボリュームにまとめるために「Beyond RAID」という独自技術を採用。搭載しているドライブが1台故障した場合でもデータが保護されるよう、復元に必要な情報を各ドライブに分散して書き込むため一定の容量を消費する。

 そのため10TB×5台の場合、実際にユーザーが利用できるのは36.31TBとなる。しかし、6TB×8台なら37.45TBが利用可能だ(ドライブ1台あたりの容量が少ないとデータ保護に必要な容量も少なくてすむため)。

 ちなみにDroboの場合、HDDが2台同時に故障してもデータが保護されるようRAID6相当の機能「デュアルディスク冗長化」に設定できるが、その場合の容量効率もDrobo 8Dの方がよくなる。たとえば10TB×5台の場合だと実際にユーザーが利用できるのは27.23TBとなるが、6TB×8台なら32.41TBが利用できる。つまりDrobo 8Dなら、より低コストでムダなく容量を使用できるというわけだ。


 

(次ページ、「ホットデータキャッシュ用スロットを搭載」に続く)

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