インクジェットの訴求を徹底する
「第1期中期経営計画での反省は、インクジェットの良さに対する訴求力が不足した点。第2期中期経営計画で成長の中心を担うのは大容量インクタンクモデル。インクジェットの優位点の訴求を徹底的に行なうことで認知度を高めるのに加えて、オフィスプリントに適した使い勝手を備えた商品を投入し、ラインアップを一層強化するとともに、コストダウン設計したプラットフォームを水平展開することにより、インクジェットの競争力を支える。
また、初期導入コストを抑えたい顧客向けに、サブスクリプション方式などの課金サービスのグローバル展開を行なう」とし、「オフィスにおいては、本格的にレーザープリンターからの置き換えを実現する」と宣言する。
高速インクジェット複合機の新商品投入、大容量インクパックモデルや大容量インクタンクモデルの組み合わせによるオフィス向けの総合提案を進めるという。
そして「仕事の効率をあげるソリューションを、業種、業態別に提供するなど、強みを生かせる分野でのソリューションの提供に力を注ぐ」という。
一方で、インクカーリッジモデルについては、販売台数が減少しても、引き続き価格維持施策を実施。これも、大容量インクモデルへのシフトを加速する手の打ち方だ。
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