オフィスプリンターをインクジェットに
エプソンでは、インクジェットイノベーション、ビジュアルイノベーション、ウエアラブルイノベーション、ロボティクスイノベーションの4つに取り組む姿勢を示し、なかでも、インクジェットイノベーションを重要な柱に位置づける。
「ホーム・SOHO市場や、高プリントボリュームが想定されるオフィス向けプリンターによるオフィス共有分野では、大容量インクタンクモデルや高速ラインインクジェット複合機など、大容量インクモデルのインクジェットプリンターにより、レーザープリンターやインクカートリッジモデルからの置き換えを加速させ、消耗品に依存したビジネスモデルからの転換を進める」とする。
これまでレーザープリンターが主流だったオフィスに、インクジェットプリンターを浸透させるために、環境性能や低コストを訴求。BtoBの営業力を強化する考えだ。
「エプソンにとっての最大の関心事は、他社のインクジェットプリンターにどう対抗するかではなく、どうやってオフィスプリンターをレーザープリンターからインクジェットプリンターに置き換えていくかということである」とし、
「他社の新モデル投入は、インクジェットプリンターの良さを訴求するという面からは歓迎したい。今後も切磋琢磨しながら、インクジェットプリンターへの置き換えを進めて行きたい」と語る。
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