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さとうなおきの「週刊アジュール」第84回

Azure Kinect DK、MRサービス群を発表

Azure FunctionsのJavaサポートがGA

2019年03月26日 11時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。今回の「週刊アジュール」では、2019年2月24日~2019年3月2日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azure Availability Zones:米国東部リージョンでGA

 Azure Availability Zonesは、Azureリージョン内で複数の可用性ゾーン(アベイラビリティゾーン、AZ)を提供します。

 Azure Availability Zonesが、米国東部リージョンでGA(一般提供)になりました。現在、米国東部、米国東部2、米国中部、米国西部2、北ヨーロッパ、西ヨーロッパ、フランス中部、東南アジアの8リージョンで、GAになっています。

Azure Sentinel登場、パブリックプレビューへ

 Azure Sentinelが発表され、パブリックプレビューが始まりました。

 Azure Sentinelは、クラウドネイティブのセキュリティ情報イベント管理(SIEM)プラットフォームです。組み込みのAによって、企業全体の大量のデータの迅速な分析が可能です。Azure Sentinelでは、ユーザー、アプリケーション、サーバー、オンプレミス、任意のクラウドといった、すべてのソースのデータを集計し、数秒以内に数百万件を超えるレコードをユーザーが推理できるようにします。

Azure Sentinelのダッシュボード

Azure Backup:インスタントリストア

 Azure Backupは、バックアップ/復元サービスです。

 Azure Backupで、Azure Virtual Machinesのインスタントリストア機能がリリースされました。

 この機能を使うと、ディスクと共に保存されているスナップショットからVMを素早く復元することができます。バックアップポリシーで、関連するVMの要件と重要度に応じてスナップショットの保持期間を柔軟に構成できるため、リソースの細かい制御が可能です。

Azure Backupのインスタントリストア機能でのバックアップ

Azure Virtual Network:グローバルVNetピアリングのStandard Load Balancerサポート

 仮想ネットワーク機能を提供するAzure Virtual Networkでは、複数のAzureリージョンにわたって仮想ネットワーク(VNet)を接続する「グローバルVNetピアリング」を提供しています。

 Azure Load Balancerは、レイヤー4のロードバランサーサービスです。Azure Load Balancerの「Standard Load Balancer」は、無料の「Basic Load Balancer」より高度な機能を提供します。

 今回、グローバルVNetピアリングで、Standard Load Balancerがサポートされました。グローバルにピアリングされたVNetにデプロイされたリソースが、AzureリージョンをまたいでStandard Load Balancerインスタンスの内部IPアドレスと通信することができるようになります。

Azure Monitor:動的しきい値を使ったメトリックアラート

 Azure Monitorは、Azureにおけるフルスタックの監視サービスです。

 Azure Monitorで、動的しきい値を使ったメトリックアラートが、パブリックプレビューになりました。

 動的しきい値は、高度な機械学習(ML)機能を活用してメトリックの動作の履歴を学習しながら、サービスに問題がある可能性を示すパターンや異常を識別します。

 従来の静的しきい値では、ユーザー自身がパターンを識別し、各パターンについてアラートルールを作成する必要がありました。新しい動的しきい値を使うと、機械学習技術でパターンが認識され、適切なしきい値を使用して時間単位、日単位、週単位などの季節性パターンを考慮した、単一のアラートルールが作成されます。

動的しきい値でサポートされる季節性パターンの一例(平日と週末で異なるパターン)

Azure Functions:Java、TypeScript

 Azure Functionsは、サーバーレスアーキテクチャのFaaS(関数サービス)です。

 2017年10月に、Azure Functionsランタイム2.0のJavaサポートがパブリックプレビューになっていました。2018年9月のIgnite 2018カンファレンスで、Azure FunctionsランタイムがGAになっていました

 今回、Azure Functionsランタイム2.0のJavaサポートがGAになりました。

Visual Studio Codeを使った、Azure Functions向けのJava関数の開発

 Azure Functions Core Tools、Visual Studio Code向けのAzure Functions拡張機能で、TypeScriptがサポートされるようになりました。TypeScript向けの一連のテンプレート、型定義、npmスクリプトが提供されます。

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