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T教授の「戦略的衝動買い」 第525回

これからの35年を見据えたカーボンコアガードのG-SHOCKを衝動買い

2019年03月27日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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スライドレバー付きバンドは交換しやすく
文字盤の視認性もバッチリ

 バンドカラーと本体文字盤の既成のチームカラーイメージがなく、それゆえに交換用に付属する2本のバンドとの交換効果が顕著であると言える。実際のバンド交換は極めて簡単だ。今回のGA-2000シリーズは「スライドレバー付きバンド」という、装着や交換が容易なバンドの仕組みが採用されている。

新しいバックカバーの機能拡大で、赤・黒の2トーンのレイヤーを持ったフラットなバンドの採用となった

新しいバックカバーの機能拡大で、赤・黒の2トーンのレイヤーを持ったフラットなバンドの採用となった

尾錠もバンドとマッチした扱いやすいデザイン・仕様となり、片手での装着、脱着もスピーディーだ

尾錠もバンドとマッチした扱いやすいデザイン・仕様となり、片手での装着、脱着もスピーディーだ

重量級のG-SHOCKは170g前後もあるが、GA-2000は3分の1ほどの軽量性を実現している

 スライドレバー付きバンドは、一般的には通称「ワンタッチバネ棒」「アビエベルト」と呼ばれている、従来の伝統的な「バネ棒」を海外メーカーが改良した、極めて便利なバネ棒やそのバネ棒を採用したバンドの呼び名だ。

ソフトな樹脂製フラットバンドは腕へのフィッティング感も抜群だ。なにより黒白のはっきりしたGA-2000(GA-2000E-4JR)は腕時計の基本である視認性が極めて高い

ソフトな樹脂製フラットバンドは腕へのフィッティング感も抜群だ。なにより黒白のはっきりしたGA-2000(GA-2000E-4JR)は腕時計の基本である視認性が極めて高い

 通常、バンド交換時にはバンドに完全に隠れてしまっているバネ棒を「バネ棒外し」という道具を使って、端からバネ棒を押し縮めてバンドを着脱する。慣れれしまえばなんということはない作業なのだが、慣れないうちは尖ったバネ棒外しでバンドや腕時計本体を傷つけたり、作業中にバネ棒をどこかに飛ばして紛失することなども少なからずある。

ベルト交換は、極めて簡単だ。付属のバネ棒外しドライバーでスライドレバーを少し横にスライドさせながらバンドを傾ければ外れる

 スライドレバーの付いたバネ棒なら、爪先で少しレバーをずらすだけで、バンド交換も極めて簡単だ。爪を大事にしている方は不精して爪先でやらずに、GA-2000(GA-2000E-4JR)に付属の専用ツールを使えばより簡単確実だ。

 最初は慣れないが、何度かバンドを交換しているうちに、交換だけなら全部で1分以内に終えることができるようになるだろう。前述のとおり、筆者の衝動買いしたGA-2000(GA-2000E-4JR)は腕時計本体がほぼブラック一色なので、オプションとして付属する黒色の樹脂バンドもカーキ色のクロスバンドもマッチングはばっちりだ。

慣れれば2本のバンドを外すのに1分はかからない

慣れれば2本のバンドを外すのに1分はかからない

樹脂製のオールブラックのバンドに交換してみた。腕時計本体も黒で、極めてハードなG-SHOCKの誕生だ

樹脂製のオールブラックのバンドに交換してみた。腕時計本体も黒で、極めてハードなG-SHOCKの誕生だ

続いて、クロス(布製)の濃いカーキ色のバンドに交換してみた。肌触りが違って新しい腕時計のように感じる

続いて、クロス(布製)の濃いカーキ色のバンドに交換してみた。肌触りが違って新しい腕時計のように感じる

 黄色モデルや青色モデルに比較してファッショナブルなイメージから距離は置いた感じにはなるが、凄みのあるオールブラックモデルやアーバンな中のワイルド感を醸し出すブラックとカーキのコンビネーションはなかなか楽しい。最近は、尾錠の付いたブラック樹脂バンドと小穴のある赤色樹脂バンドのちぐはぐなコンビネーションが、一時のアランシルベスタインのようで気に入っている。

ちょっとノイズ的、ブーミー的だが、思い切ってこんなハズシ形の楽しみ方もある

3本の交換ベルト付きの最新のG-SHOCKのキッティングモデルGA-2000(GA-2000E-4JR)は“買い”だ

3本の交換ベルト付きの最新のG-SHOCKのキッティングモデルGA-2000(GA-2000E-4JR)は“買い”だ

T教授

今回の衝動買い

アイテム:カシオ
 「G-SHOCK GA-2000(GA-2000E-4JR)
・購入:ヨドバシカメラ マルチメディア上野
・価格:1万9440円


T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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