世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
2つの銀河の衝突をハッブル宇宙望遠鏡が捉えた新画像

このペアは、地球から約2億3000万年光年離れたところにある。
セグウェイから電子たばこまで、「残念なテクノロジー」10選

世の中をよりよくしようと思って作ったテクノロジーでも、時に悪用されたり、うまくいかなったりすることがある。「最悪なテクノロジー」のリストを作ってほしいと言われたら、何が思い浮かぶだろうか?
737 MAX二度目の事故 行き過ぎた「自動化」に 問題はないか?

3月10日にエチオピアで離陸直後に起こったボーイング737 MAXの墜落事故により、現在、世界中で同機種の運航が取り止められている。事故の原因はまだ判明していないが、複雑な自動化システムとパイロットへの伝達に問題があったのではないかとの疑念が出ている。
ベーリング海上空で隕石が大爆発、NASAの軍事衛星が捕捉

ベーリング海の上空で2018年12月18日に発生した、その「火の玉」の爆発はつい最近まで、見た者もいなければ、気づいた者すらいなかった(上記画像はストック写真から)。
「GAFは解体を」米大統領選出馬のウォーレン議員が公約

米大統領選の有力な候補者である民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は、フェイスブックやアマゾンのような企業が力を持ちすぎていると主張している。そして、巨大企業を解体すべきときが来たという。
量子コンピューターで時間を巻き戻した? お騒がせ新研究の真相

「量子コンピューターで時間の巻き戻しが可能になった」かのようなニュースが海外メディアで話題になっている。だが、記事の元になった論文の内容は、タイムマシンの発明とはほど遠いものだ。
IBMのAI訓練用データセット、フリッカー写真を無断使用か

対象者の同意なしに人々の顔写真がWeb上から日常的に取得され、顔認識アルゴリズムの開発に利用されていることがNBCの報道によって明らかになった。
加速する「原発離れ」 中国がとどめを刺す可能性

世界が原子力利用から遠ざかろうとしている中、原子力をもっとも推進していた中国がそのコストと安全性の問題に直面している。表向きは原発推進の立場を維持しているものの、原発大手さえも再生可能エネルギーへのシフトを始めている。原子力のテクノロジーは、中国が見放すことで終焉を迎えるかもしれない。

この連載の記事
-
第359回
ビジネス
自宅に亀裂も、衛星データで永久凍土解析/中国発AIエージェント「Manus」開発者の素顔 -
第357回
ビジネス
新抽出技術でリチウム採掘の「つるはし」目指す/家もトラクターも自分で作る「文明のDIYキット」 -
第355回
ビジネス
世界最大の蓄熱電池が稼働/オープンAI「Atlas」が残念な理由 -
第354回
ビジネス
粘菌の「超能力」で都市インフラを設計/ニューラリンク元社長、「人工視覚」実用化 -
第353回
ビジネス
チャットGPTに深刻なカースト差別/ビル・ゲイツが気候に投資し続ける理由 -
第352回
ビジネス
ウィキペディアにAI汚染の波/MITTRが注目する世界の気候テック企業10社 -
第351回
ビジネス
チャットGPTといつの間にか親密関係に/なぜ「核融合」に資金が集まるのか -
第350回
ビジネス
米核融合ベンチャーが10億ドル契約/CDC元所長「1カ月電撃解任」の舞台裏 -
第349回
ビジネス
AIは動画をどう作れるようになったのか?/ゲノム生成時代の幕開け -
第348回
ビジネス
大企業が巨額を投資する「疑惑の森」の正体/進化した最新AIクローン技術 -
第347回
ビジネス
日本発・伝説のロボット玩具/インド「トリウムの夢」は花開くか - この連載の一覧へ







