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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第498回

業界に多大な影響を与えた現存メーカー CMOSの導入でオフィスコンピューターの覇権を握ったIBM

2019年02月18日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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System/3とSystem/32を組み合わせた
後継機System/34

 1977年にはSystem/32の後継として、System/34が発表された。こちらは性能を大幅に上げ、マルチユーザー/マルチタスクに対応した、ミッドレンジ向け製品である。

 内部はCSP(Control Storage Processor)とMSP(Main Storage Processor)という2つのプロセッサーからなるヘテロジニアス構成で、MSPがSystem/3ベースの、CSPがSystem/32ベースのものとなっていた。

System/34。こちらのレンタル価格が判明しなかったのだが、多少上がった模様。とはいえ、最小構成で月間1000ドル+α程度だったらしい

 ただCSPはSystem/32ベースのアーキテクチャーに基づくセミRISC構成となっている。通常のプログラムはMSPで処理され、システムサービスなどがCSPの分担という、互換性を意識した少し妙な構成である。

 System/34の処理性能は、16~20MHzのIntel 80386と同等という記述もあったが、33MHzの80386DXがだいたい11.4MIPSの性能なので、16~20MHzということは5.5~6.9MIPS相当になる。MSPが4MHz、CSPが1MHz駆動でこの性能が出れば大したものだという気もする。

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