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低価格ながら視野角は広め

1万9980円で144Hz/1ms、PCゲーム用23.6型ディスプレーがお手頃!

2019年02月05日 07時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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低価格ながら視野角は広めで滑らかな表示の液晶パネル

TNパネルを採用しているが、視野角は左右170度,上下160度と広く、色再現性も高い

 VX2458-MHD-7はゲーマー向けディスプレーということもあって、応答速度の速いTN方式の液晶パネルが採用されている。中間調応答速度はオーバードライブ時に1m秒と非常に高速で、垂直リフレッシュレートも144Hzと高い。そのため、動画やゲーム映像のブレや残像感が少なく、非常に滑らか。また、AMD FreeSyncテクノロジーにも対応しており、ゲーム映像が途中で左右にずれたように見えるティアリングや、カクついたように見えるスタッタリングも低減されている(対応APUやGPUを搭載したパソコンの場合)。

 TN方式のディスプレーはIPS方式などに比べると視野角が狭いとされているが、本機の場合は左右170度、上下160度とかなり広い。実際に左右や上下から見ても色味や輝度の変化はかなりおさえられている。さすがに真横や真上に近い位置から見ると多少の色度変移はあるが、色が反転したように見えたり白く飛んで見えたりせず、表示内容の確認はしやすかった。色再現性もよいので、ゲームや動画だけでなく、文書作成や写真編集などの日常使いにも十分役立ちそうだ。

 ちなみに、パネル表面はアンチグレア処理が施されており、日中の窓際のような明るい場所で使用する際にも映り込みが少なく観やすい印象だ。

 パネル背面には、2W×2Wのステレオスピーカーも内蔵されている。本格的な外付けスピーカーに比べると低音や高音は物足りない印象だが、ある程度ボリュームを上げてもひどく音が割れたり、ノイズが発生したりする、といったことはなかった。

本体背面には2W×2のステレオスピーカーが内蔵されている

 なお、音量や画面の明るさ、画質などは、本体背面に搭載されているOSDメニューコントロールボタンを使って調整することができる。用途に合わせて画面を最適化してくれる「ViewMode」や、暗いシーンを見やすくする「Black Stabilisation」などの便利な機能も複数搭載されているので、次回はその辺りについて詳しく紹介していこう。

ディスプレー背面に搭載されているOSDメニューコントロールボタン

試用機の主なスペック
製品名 VX2458-MHD-7
画面サイズ 23.6型
表示解像度 1920×1080ドット
視野角 水平170度、垂直160度
輝度 300cd/m2
ダイナミックコントラスト比 800万:1
コントラスト比 1000:1
入力端子 HDMI 1.4×2、DisplayPort 1.2×1
インタフェース ステレオミニジャック×1
サイズ/重量 およそ幅558.7×奥行229.65×高さ422.4mm/」約4.08kg(スタンドを含む)
付属品 電源ケーブル、HDMIケーブル、HDMI-DVI変換ケーブル、DisplayPortケーブルほか

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