二層ディスプレーの妙、ピーカン雪山はモノクロ画面の視認性が抜群
たんばらスキーパーク到着後、WSD-F30を装着してスキーにチャレンジしてみた。腕に直接WSD-F30を装着するとスキーウェアの袖やグローブで隠れてしまい見えにくいので、ウェアの上から装着。標準のバンドでも若干長めに作ってあるとのことで、腕の細い筆者は標準バンドのまま装着できた。
WSD-F30は交換可能なバンドにっており、スライド式レバーで取り外しが可能なため交換に特殊な工具も必要なし。オプションでナイロン製クロスバンドの発売も予定されており、午前と午後でバンドを変えて装着してみたが、筆者には逆にナイロン製クロスバンドが長すぎるくらい。調整は効くのでずり落ちるようなことはなかったが、腕の細いユーザーは不要かも。
当日はゲレンデの上のほうに雲がかかっているものの、下の方は晴れて明るい状況。こういった明るい場所ではモノクロ液晶の視認性が高く、常時オンになっているので時刻や標高などがすぐわかるのは便利だ。
ただしカラー画面の有機ELは明るい場所だとやや見にくい印象。カラー表示でも通知画面の白黒をメインにした表示はまだ見えるが、オレンジをメインにしたウォッチフェイスは薄く見えにくい。とはいえまったく見えないわけでなく、操作に支障をきたすレベルでもない。スキー滑走中はモノクロ画面で時刻確認ができればオーケーだし、通知をみたり操作する場合は止まって使うので問題はない。
ただし、ウォッチフェイスを自分に向けるとモーションセンサーにより、自動でカラー画面にに変わる仕様が今回はわりと不便だったので、画面の設定でディスプレーをタッチしないとカラー画面に切り替わらないように変更した。カラー画面を表示するためにグローブを外す必要はあるものの、やはり滑走中には操作しないのでこの設定でも十分だ。