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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第115回

ガラケーを格安SIMでオトクに使うことはできるのか?

2018年11月22日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII編集部

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通話定額オプションはケータイでも利用できる

 格安SIMの通話料は原則、30秒あたり税抜20円とほぼ横並びだが、格安SIM各社には通話定額オプションが揃っている。月850円程度のオプション料を払えば10分までの国内通話が何度でも無料というものだ。

 これらのサービスはスマホでは専用アプリからの利用が前提になっているが、こうしたアプリは実は通話先の電話番号の頭に特定の番号を付けて発信しているだけなので、その番号を手動で追加すれば、ケータイでも通話定額は利用できる。

 毎回、頭に番号をつけるのは面倒だが、ケータイのメニューに「プレフィックス発信」などといった設定項目があれば、簡単な操作で特定の番号が追加可能だ。

 また、mineoの「通話定額サービス」では、そもそも特定の番号を付ける必要はない。ただ、これは単に30分ぶんの通話料が含まれた「通話定額30」が税抜840円(本来は1200円)、60分ぶんが含まれた「通話定額60」が税抜1680円(同2400円)と普通に電話をかけるより割引されるというもので、何回掛けても定額といったサービスではない。

ケータイ+格安SIMは
LINEやテザリング、短期利用にメリット

 MVNOの格安SIMで格安に従来型携帯電話を使う方法を考えてみたが、待受が主なら月額700円(税別)から利用できる計算。また、LINE対応の「ガラホ」が用意できるならLINEも存分に活用できる。電子メールの利用はほぼ諦める必要があるが、通話とLINEだけでいいというのなら、なかなか優れた選択肢だ。

 また、プランやサービスを選べば手頃な月額料金のうえに、いつでも違約金なしで解約できるという面も大きい。大画面スマホでは通話がしにくく不便と考えているなら、通話だけでもケータイに戻ってみるのもいいだろう。

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