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マキタBluetoothラジオのカッコ良さと扱いやすさは唯一無二

2018年11月24日 12時00分更新

文● 四本淑三

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毎度しびれるバッテリーへのアクセス

 バッテリーは本体に内蔵する仕組み。天面のロックレバーを上げて、背面のハッチを開けると、バッテリー装着スペースが現れる。これはバッテリーを水の侵入から保護するためで、ハッチの周囲はパッキンで覆われており、ロックレバーもハッチ自体もいかにもの強そうな造り。

 各種設定バックアップ用の単3電池2本も、このスペースの一番下に収納される。ここを開けてバッテリーを出し入れするたびに、製品への信頼度が上がる仕組みになっている。

 右側面にDC12Vの入力があって、付属のACアダプターも使える。が、実はまだ一度も使ったことがない。バッテリー交換の仕組みがカッコ良すぎることもあるが、ACアダプターを使ってしまうと「マキタのバッテリーを非常用エネルギーとして備蓄する」という当初のコンセプトから外れてしまうからだ。もしAC駆動時にバッテリーが充電されるのなら、積極的にACで使って行きたいところなのだが、そうした機能はない。

マキタバッテリーのほぼすべてに対応

 対応するバッテリーは、マキタのバッテリーほぼすべて。上の写真は18Vバッテリー(BL1860B)を装着した状態だが、同じマウントの14.4Vはもちろん、スライド式の10.8V、差し込み式の10.8Vと7.2Vと、全4種のバッテリーマウントがここに集約されている。

 マキタユーザーが手持ちのバッテリーで使えるようにという配慮からだが、装着するバッテリーによって出力は違い、大きな音で聴きたければ、やはり電圧の高いバッテリーが有利になる。

・18V 3.5+3.5W(総合7W)
・14.4V 2.2+2.2W(総合4.4W)
・10.8V 1.2+1.2W(総合2.2W)
・7.2V 0.5+0.5W(総合1W)

 持続時間もバッテリーの電圧と容量によって違う。手持ちのバッテリー容量でどれくらい使えるかは、マキタの公式サイトで確認して欲しいが、BL1860B(18V/6Ah)の場合はラジオ受信で約42時間。BL1815(18V/1.5Ah)は同じ条件で約9時間と発表されている。起きている間中、ラジオを聞いたとしても、BL1860Bなら3日は使える。

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