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Windows Info 第147回

Windows 10「October 2018 Update」でファイル消失の原因になったKnown Foldersって何?

2018年11月18日 10時00分更新

文● 塩田紳二 編集● ASCII編集部

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Windows Vista以降はシステムに関連するフォルダーを
ユーザーが自由に場所を移動できるように

 今回のVer.1809の問題は、このKnown Foldersに関連するものだ。

 Known Foldersは、ユーザーが位置を変更できる。たとえば、Cドライブの容量が少なくなったときなど、ドキュメントやダウンロードといったフォルダーを後から追加したDドライブなどに移動させている人もいるだろう。

 Windowsは、こうしたKnown Foldersの現在の場所を記憶している。エクスプローラーでKnown Foldersのプロパティを開くと「場所」タブがあり、ここで、実際の場所を指定できる。

 変更すると、Windowsは内容を移動させるか? といった確認をするが、移動させなかったり、移動させても、移動先フォルダー(空である必要はない)との重複ファイルなどにより、元のフォルダーが残ることがある。これをそのまま使い続けているユーザーが少なからずいたようだ。

 たとえばダウンロードフォルダーなどは、ファイルが増えやすいが、移動させるときに元のものを「古いダウンロードフォルダー」として残しておき、移動先の新しいダウンロードフォルダーはファイルなしの状態から始めるといった使い方をすることがある(筆者もやったことがある)。

 Known Foldersの移動は、プロパティの中にあるため、ある意味「Tips」で比較的有名なものだった。見つけにくい機能であるがゆえにTipsとして著名になったのである。また、この機能を使ったのは、まったくの初心者というよりは、ある程度PCに慣れたユーザーだったため、残ったフォルダーをそのままにしておく「メリット」を理解していたと思われる。

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