60mmカフェポッド対応
もうひとつCM501DZのいいところは、カフェポッドに対応していること。カフェポッドは挽いたコーヒーの粉を紙フィルターでパックしたもので、丸い座布団のような形をしている。
これを引き出し式のトレイに乗せて、コーヒーメーカー本体に装着するだけ。淹れた後はそのままゴミとして捨てられるし、フィルターの掃除もいらない。非常時やモバイル環境で使うコーヒーメーカーには最適な仕組みである。
カフェポッドにはエスプレッソ用の44mmと、レギュラー用の60mmがあって、CM501DZは60mmに対応。カフェポッドは国際規格だから、あちこちのコーヒー店でさまざまな豆の銘柄、ブレンドのコーヒーが売られていて、あれこれ試すのも楽しいし、がんばれば自作も不可能ではない。
しかし、イチオシは「マキタ専用カフェポッド」だ。CM501DZの発売に合わせて、マキタはなんとカフェポッドそのものまで商品化したのである。しかもモカ、ブラジル、キリマンジャロと三種類も。もちろん全種買って試してみた。その話はまた次回。
四本 淑三(よつもと としみ)
北海道の建設会社で働く兼業テキストファイル製造業者。