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坂本龍一とジープの意外な共通点? 最強SUV新型ジープ・ラングラー上陸

2018年10月29日 21時30分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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見た目も内装もマッチョ!

 インテリアは、水平基調のダッシュボードデザインとして広がり感を演出。Apple CarPlay、Android Autoにも対応しているほか、プッシュボタン式のエンジンスターター、テレスコピック機能付きのステアリングホイール、フルカラー7型マルチディスプレーなど、ラングラーとしては初となる装備を数多く採用。利便性を向上させている。

ドライバーシートの様子。黒を中心とした男性的なインテリアだ

大型のタッチパネルディスプレーを備えたセンターコンソール。もちろんスマートフォンと連動したナビゲーションが利用できる

メーターパネル。大型の円形メーターの中央にインフォメーションディスプレーを配する

 ホイールベース拡大により、よりゆったりとした室内空間となったほか、後部座席の背もたれ形状や角度が最適化され、快適性も向上させた。でありながら、最小回転半径も4ドアモデルが従来の7.1メートルから6.2メートル、2ドアモデルも6.0メートルから5.3メートルと取り回しがよくなった点も見逃せないポイントだ。

真横から見たジープ・ラングラーの4ドアモデル。ドア回りのヒンジに男性らしさを感じさせる。またドアが取り外し可能なのもポイントだ

居住性が大幅に向上したというリアシート。足元の広さも十分だ

リアゲートを開閉したところ。2段階に分割されているため地下駐車場など後ろの空間が取れない場所でも荷物の出し入れが楽に行なうことができそうだ

 輸入元であるFCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は「日本におけるジープの販売台数は2009年から10倍の販売台数に成長しており、特にラングラーに関しては、北米を除いて世界最大のマーケットです。一見すると今までのラングラーと同じですが、まったく新しいモデルです。今までにない快適さと走破性を備えています。日本のお客様のジープに対する愛を感じております。皆様こそがジープです」と挨拶。会場に集まったオーナー達からの喝采を浴びた。

FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長

2009年では1000台弱であった販売台数は、約10年で10倍にまで伸ばしている。日本においてジープの人気は高まりをみせているという

ジープ・ラングラーの販売台数で、北米市場を除いて日本が1位を獲得しているとのこと。本物志向の現れかと思われる

 そして、ゲストとして音楽家の坂本龍一氏が登壇。自動車のイベントに登壇するのは初めてという坂本氏は、ラングラーのキーワードである「自由」をテーマに持論を展開。

 「自由さというのは難しくて。自分が思っている世界というのは、外から客観的に見ると狭いもので。自分では壁をブレイクダウンしたと思っても、そうは広がっていなくて。年を取って思うのは、40年前に比べれば、ずいぶん狭い所で息巻いていたんだなと客観的に見えるようになったことかな。同じところにいても面白くないですし。そこがジープと似ているのかなと思います。古いものを参照しながら新しい物を作るというのは、音楽と似ているのかなと思った」と、過去の自分とジープを照らし合わせながら話を進めた。

坂本龍一氏。昨年アルバム「Async」を発表した

 気になるジープ・ラングラーの価格は、2ドア・3.6リットルV6エンジン搭載モデルが459万円、4ドア・2.0リットル直4ターボエンジン搭載モデルが494万円。そして4ドア・3.6リットルV6エンジン搭載モデルが530万円。

2ドアモデル「ラングラー・スポーツ」のプライスは459万円

2リットルターボエンジン搭載の4ドアモデル「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ」の価格は494万円

4ドアモデルで3.6リットルエンジン搭載の「ラングラー・アンリミテッド・サハラ・ローンチ・エディション」は530万円。こちらはオプションが満載のお買い得車とのことだ

 高い操作性と快適性を実現させ、より一層の「自由」を手に入れたジープ・ラングラー。最強のオフロードモデルを、ぜひディーラーでチェックしてみてはいかがだろうか。

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