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石川温のPCスマホニュース解説 第16回

Apple Storeはただの売り場ではない:

Apple 渋谷なぜリニューアル?

2018年10月29日 09時00分更新

文● 石川温

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 10月26日、iPhone XRの発売に合わせ、Apple 渋谷がリニューアルオープンした。同店は2005年に国内4店舗目の直営店としてオープンしたが、昨年11月に一時閉店。1年弱の工事を経て、リニューアルオープンとなった。

 旧店舗は2フロアであったが、新店舗では3階までフロアが拡張された。またエレベーターで上がる4階には、法人顧客とミーティングをするための「ボードルーム」が設置されている。

4階には商談用のボードルームがある

 店内の壁や階段の手すりなどは、アップル本社にあるスティーブ・ジョブズシアターの雰囲気に近い(材質は異なる)。最近オープンしたアップルストアは巨大なモニターが象徴的だが、渋谷は店舗がそれほど広くないということで設置が見送られたという。

大きならせん階段がシンボル的な存在

 アップルでは今年になって、新宿と京都に直営店を相次いでオープン。今回、渋谷をリニューアルオープンさせた。さらに「神奈川県内でショップ店員の求人広告が出ていた」という情報もあることから、横浜もしくは川崎近辺で新しい店舗がオープンする可能性が極めて高いようだ。

 アップルは日本だけで店舗の開拓を積極的に進めているわけではなく、世界的に店舗開発への投資を継続している。ここ数年、世界各国の店舗でリニューアルや新規オープンが相次いでいるのだ。

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