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東京ゲームショウ2018レポート第33回

人気VTuberの体験も!TGSにてVIVEで楽しめる爽快VRの数々がスゴイ

2018年09月22日 16時45分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ジサトラ ハッチ

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 国内最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ2018」が9月20~23日の4日間、幕張メッセで開催されました。今年はVRデバイス自体の出展は少なかったですが、VR/ARコーナーが設けられており、最新VRコンテンツを体験することができました。

 あちこちのブースでよく見かけられたのがPC用VRデバイス「VIVE」。VIVEは商用利用が認められているため、多くの商業VRアトラクション用端末として採用されています。この記事では東京ゲームショウ2018に出展されていた、VIVEを使ったブース、アトラクションを選りすぐってご紹介します!

グリー「Virtual Cast」~VTuberを体験!~

 ワールドビジネスサテライトで紹介されるほど、3Dアニメーションキャラクターとなって動画配信する「VTuber」が話題になっていますが、グリーのブースではVTuber体験コーナーが人気を集めていました。

 展示内容は、VTuber配信アプリ「Virtual Cast」で、「夢咲楓」、「道明寺晴翔」、「桜樹みりあ」、「風見涼」の4名のVTuberと交流し、その模様が特設会場のスクリーンに上映されるというもの。あらかじめ4つのお題が決められているので、参加者はわりと緊張することなくVTuberとの交流を楽しんでいました。

 いきなりVTuberとして配信を始めるのはハードルが高いですが、ほかの配信者のスタジオを訪問する「凸機能」を利用して、まずはほかのキャストとの交流から始めると馴染みやすいかもしれませんね。

グリーのゲームプロジェクト部が運営していたVTuber交流コーナー
VTuberに褒めてもらおう、叱ってもらおう、人生相談しよう、バーチャルキャストでVR空間を体験しようとお題が決まっているので、すんなりとキャストとの会話を楽しめます。ちなみにワタシはゾンビ少女を選択しました。URYYYY!
使用機材はVIVE Pro。VTuberの道明寺晴翔さんも、こんな大男が相手だとは想像できなかったことでしょう

CORSAIR「RunToMe」~VIVE Proの前面カメラを活用した避けゲー~

 コンピューター関連メーカーのCORSAIRが展示していたのは、同社の省スペースWindowsデスクトップPC「CORSAIR ONE」を使ったVRデモ。CORSAIR ONEに接続したVIVE Proで、VRゲーム「RunToMe」を体験できました。

 このRun To Meは、前から歩いてくる人々をひたすら華麗に避けていくという単純なゲームなのですが、VIVE Proの前面カメラで撮影した映像とCGが合成されており臨場感抜群。迫ってくる通行人の中には3メートルを超えようかという巨人もいるので、1.85メーターのワタシでもちょっとした恐怖を覚えました。

 なおこのデモで使われていたCORSAIR ONEは、近日中に「Core i9」、「GeForce RTX 2080」を採用したニューモデルが発表される予定とのこと。省スペースに設置できるハイスペックVR用PCとして人気を集めそうです。

VIVE Proの前面カメラで撮影した現実の映像と、迫り来るキャラクターのCGが合成されます。ヘッドセットの映像に違和感はありません
序盤はラクラク避けられますが、中盤~後半は密集して通行人が迫ってくるので回避は至難の業です
右にあるのが今回のデモで使われていたデスクトップPC「CORSAIR ONE」。200×176×380mmとコンパクトなフットプリントが最大のウリです

HEXA DRIVE「MakeS VR」~スマホからVRに「セイ」が転移~

 あまりに来場者が殺到していたため残念ながら体験できなかったのが「MakeS VR」。これはスマートフォン向け目覚ましアプリ「MakeS -おはよう、私のセイ-」をVR化した作品で、セイとのコミュニケーションや着せ替えなどを楽しめるコンテンツです。

 今回の展示はCAMPFIREでのクラウドファンディングで実現したもので、パトロン数は2932人、支援総額は3060万2075円に達しています。いやースゴイ! これだけの支持を集めたのですから、正式なVRコンテンツ版のリリースにも期待したいところ。VRデバイスの普及にも大きく寄与するはずです。

VR/ARコーナーから離れた「ロマンスゲームコーナー」に、HEXA DRIVEのブースは設営されていました
セイとハイタッチできるパネルが設置されており、多くの来場者が記念写真を撮影していました
使用機材はVIVE ProとVIVEトラッカー。コントローラーを使わなかったのはより臨場感を高める演出なのでしょう

ハシラス「Hashilus Race」「アーバン・コースター」「トーヤラケット」

 VR/ARコーナー入り口の一等地にブースを構えていたのがハシラス。対戦型VR乗馬レース「Hashilus Race」、ブランコに乗ってビルの谷間を疾走する「アーバン・コースター」、コントローラーを投げる異色のVRゲーム「トーヤラケット」の体験コーナーを設置していました。世界最大級を謳うマルチプレーVR遊園地「オルタランド」は、タイミング悪く調整中のため今回は体験できませんでした。うーん、残念!

VR機器と体感デバイスを組み合わせて、体感型VRアトラクションを披露していたハシラスブース
対戦型VR乗馬レース「Hashilus Race」では乗馬マシンに搭乗。コントローラーをムチのように振るい馬を加速させます
実際にコントローラーを投げる異色のVRゲーム「トーヤラケット」。投げたコントローラーは布に当たり、再びプレイヤーの手元に戻ってきます。いやはや天才の発想です
コントローラーを投げると斧が回転しながら飛んでいき、おぞましい姿のモンスターを切り裂きます。うーん、快感!
ブランコに乗ってプレイする「アーバン・コースター」。遊ぶ姿がとってもカワユス
ビルの谷間を疾走していると、桜が咲き誇る景色が見られる場所も。まだ冬も来ていないというのに、春が待ち遠しくなってしまいますね

 コンピューターゲームにおいてVRコンテンツはジャンルとしてすっかり定着し、VTuberなど新たな活用方法も登場してきています。また、PC接続型、スマホ接続型、スタンドアローン型とVRデバイスもさまざまなタイプを選べるようになりました。より一層VR業界が盛り上がっていくことに期待しましょう!

PlayStation VR版が発表されたグランディングの「スペースチャンネル5VR あらかた ダンシングショー」。VIVE版の発売も予定されています

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