■iPhoneも横幅維持の大画面化か
同じことがアップルのiPhoneにも当てはまります。iPhone Xは5.8インチというこれまでにない大画面を採用しましたが、約19.5:9の縦長画面により、横幅は70.9mmに収まっています。
IFA会場には、まもなく発表が期待される新型iPhone向けのケースや保護フィルム、モックが展示されており、画面サイズは5.8インチ、6.1インチ、6.5インチの3モデルになるようです。
6.5インチといえば、小型タブレットと言うべき「Xperia Z Ultra」の6.4インチを上回るサイズ。しかしXperia Z Ultraの横幅が92mmもあったのに対し、6.5インチiPhoneはiPhone 8 Plusと同じ78mm前後になりそうです。
このように、画面の縦横比が変わったことで、過去の端末とのサイズ比較に画面のインチ数を用いるのはあまり意味がなくなっています。むしろ横幅を見るほうが正しいといえるでしょう。
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