9時間使ってもバッテリーは半分残っていた

「BMP Badgeアプリ」の起動時画面。データの入力前だ
ユーザーがパソコン上のBMP Badgeアプリで入力したオリジナルメッセージは、SENDボタンを押すだけでUSBケーブル経由でLEDバッジ内部のストレージに転送できる。そして、LEDバッジ本体に対する充電操作も同じ付属ケーブルで行なえる。
なんと驚くべきことにフル充電したLEDバッジは、常時稼働の電光表示板として使い続けても確実に10時間以上使える。

今回、筆者も関わったイベントでは運営者側の人の区別に自己紹介も兼ねたLEDバッジを使ってみた。まるまる9時間もバッテリーが持続して、まだ余裕があったのには驚いた
先日、筆者も関わったアスキー総研主催のイベント「UNBOXING THE PC」では、打ち合わせ準備時間やセットダウンの時間も含め、約9時間の間、ずっとオンで自己紹介メッセージを表示し続けたが、なんと終了時点でまだバッテリーの残量は半分近くあった。
バッテリー素人の筆者にとって、これは驚異的な数字だった。確実に9時間以上動き続けるLEDバッジは間違いなく使い物になるはずだ。
表示する文字はアプリから入力、スピード設定なども可能
続いてLEDバッジにオリジナルのテキストデータを書き込んで送信する「BMP Badge」アプリを少し見てみよう。

実際の文字入力中の画面。表示したい文面のすべての文字を1行に入力することも、複数上に分割して入力することもできる
送信できるメッセージ(文書)は、それぞれユニークな8行を作成できる。たった1行で超長い文章を打ち込んでも構わない。もちろん英文も邦文も可能だ。
表示したい行には先頭の「選択」にチェックを入れる。その時のケースによって表示しない行を指定したり、任意の文章を転送直前に選択できるのは何かと便利だ。そして縦書きにしたければ「縦」にチェックだ。

スピードは好みで1~8まで選択可能。行ごとにお好みの速度を設定できる
表示速度は1~8までの8段階あり、デフォルトは4になっている。上の動画では、最初の邦文は標準スピードで、次の英文はスピードアップしている。
筆者の個人的感覚では、4はかなり遅いと感じた。せっかちな筆者は6くらいが気に入っている。長い日本語などは速さを6~7にした方が、人によっては読みやすいかもしれない。
文字表示の「移動」では表示文字がごく普通に右から左に流れる標準パターン以外にさまざまなパターンを選択可能だ。
そして「点滅」は文字通り表示中の文字が点滅するオプションだが、頻繁に使用すると読み辛くなるだけなので、ハイライト部分にだけ絞るべきだろう。
それは「枠」オプションも同様だ。表示中の文字の周囲に間隔の空いたドットの枠が自動で付けられるが、これも目的を明確にして選択すべき表示オプションだろう。フレーム付きの文字スクロールは米国の古いモーテルの看板みたいだ。

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