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ワークショップから展示見学まで親バカですいません!

旅行より充実!Maker Faire Tokyo 2015を親子で楽しんできた

2015年08月04日 11時00分更新

文● 大谷イビサ/ASCII.jp

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8月1・2日に東京ビッグサイトで行なわれたものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo 2015」。ユニークで遊び心満載の展示はもちろん、ドローン顔負けの飛びもの工作やLEDバッジのハンダ付け、描ける電子回路AgICを使った光るうちわ作りなどのワークショップを親子で楽しんできた。

最後は108本のコーラを使った「メントス&コーク大噴水ショー!」で大興奮

暑い夏に熱いものづくりを体験してきた!

 子持ちの親にとってはながーい夏休み。外はめちゃくちゃ暑いし、プールも遊園地も大混雑。かといって、冷房の部屋で子供ががっちり宿題をやるはずもなく、「どっか連れて行け!」というリクエストにお父さんも応えなければならない。そんな中、出かけてきたのが、ものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo 2015」である。

 オライリー・ジャパン主催のMaker Faire Tokyoは、テクノロジーの進化・コモディティ化により身近になったものづくりを楽しめるイベント。エレクトロニクス、ロボット・乗り物、家具、アート、楽器など、さまざまな分野でユニークな発想のモノが一同に展示されている。今年のMaker Faire Tokyoでは、親子で楽しめるワークショップがパワーアップしており、オオタニも10歳の娘と参戦してきたという経緯だ。

2日目のMaker Faire Tokyo 2015の会場

四苦八苦したハンダ付け!メイキーくんのLEDバッジ

 最初は、Maker Faireの公認キャラクター「メイキーくん」のLEDバッジを作るというマクニカのワークショップ。定時にブースに行くと、メイキーくん基盤、コイン電池、LED、留め金などが入ったキットが渡される。マクニカの“ハンダ先生”からハンダごてに関する注意を受け、ゴーグルを付けていざ作業開始だ。

 作業自体は基盤にLED部品を取り付け、ハンダ付けするというシンプルな内容だが、4つ足のLEDを基盤の穴に通すというハンダ付けの前作業ですでに四苦八苦。何とか取り付け、いよいよハンダ付け。LEDの足の底部を高温のこてで温め、そこにハンダを流し込んでいくのだが、細かい作業で親子ともまたまた四苦ハック。きちんとハンダ付けできているか、プロにチェックしてもらながら、両目のLEDの4本を接合し、LEDにキャップを付ければLEDバッジのできあがり。

4つ足のLEDの取り付けですでに四苦八苦。ハッキングだけに指導を受けながらハンダ付けにチャレンジ。ハンダが溶けたかわからない!

 ハンダ付けがきちんとできないと、LEDが4色に光らないのだが、親子とも無事4色に点灯。インスタントカメラで写真を撮ってもらい、ハンダ付けマイスターの認定証までもらってきた。別売りの「Koshian」というBluetoothモジュールを使うとiPhoneからLEDを制御できるとのことで、IoT感がある成果物だった。

ペンで電子回路!AgICでLEDうちわを作成

 さて、会場をひととおり練り歩いた午後にチャレンジしたのは、AgICを使ったLEDうちわ作りのワークショップだ。AgICは特殊なペンで電子回路を紙の上に描けるという技術で、東大スタートアップのAgICが開発している特殊なインクを使っている。以前、取材した際にぜひ使ってみたい!と思っていたが、こんな形で娘とチャレンジすることができた。

AgICのLEDうちわキットは基盤となる紙、電池、LED、シールなどペンで描くだけなのでハンダごてより簡単のよう

 紙の上に貼り付けた電池とLEDを回路でつなぎ、メイキーくんの目を光らせるという点はLEDバッジと同じだが、AgICの場合、紙の見本の上にペンでなぞっていけば電気回路ができるので、作業は簡単。超細かいLED部品のプラス極・マイナス極を間違えずに取り付け、電池との接続部をテープで貼り付ければ回路は完成。目が点滅するようになったメイキーくんをMake Faireのうちわに取り付ければ、LEDうちわのできあがり。もちろん紙なので、イラストもOKだ。

現在も絶賛点滅中のLEDうちわ

ドローン顔負けな不思議な手動飛びものをハック!

 3つ目のワークショップは多摩美ハッカースペースによるプロペラとゴムの「飛びもの」作りだ。ゴムを巻いてプロペラを回すという動力付き竹とんぼに羽を付けたような不思議な飛行おもちゃで、「スカイスクリュー」というキットをベースにしているという。

 製作はまずキットに入っているプロペラと回転部、わりばしを組み合わせて竹とんぼを作成。次にわりばしの両端にフックをくっつけ、ゴムでプロペラが回るように組み付ける。さらに、わりばしに竹串を突き刺して、凧の横骨にあたるものを作り、そこに紙やアルミホイル、セロファンなどを羽としてのり付けして、できあがり。「飛行機とヘリコプターと凧とイカが一緒になったような」という説明のとおりのものができあがる。

夏休みの宿題もこれくらいの集中ぶりでやってほしいくらいマジ

 ゴムは相当数回転させる必要がある(120回!)が、会場の天井に届くくらいよく飛ぶ。しかも横に飛んでいても、すぐに垂直方向に上昇していく。プロペラを回転しながらヘリコプターのように空中で静止することもあり、まるで横でデモ飛行をさせていたドローンみたいだ。

 娘のものは、羽の部分にのりを多く使ったり、セロファン紙でデコったりしていたため、全体的に機体が重かったようで、当初はあまり飛ばなかった。しかし、それを指摘し、羽の部分をアルミホイルで張り直したら、少ない回転数で高く飛ぶようになった。素材を変えることで、飛び方が変わることが体感でき、とても興味深かったようだ。

(次ページ、10歳の娘が会場で気になったものをチェック)


 

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