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夏休みの自由研究として水耕栽培を始めてみた

2018年07月21日 12時00分更新

文● 四本淑三

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栽培を成功させる諸条件

 ただし、このキットにタネを植えたら絶対に育つというものでもない。キットにLED照明は含まれていないので、十分な日光、そして最適な温度という、それなりの環境が必要。説明書にも、

 「朝から6時間以上たっぷりと日があたる場所」「西日だけしか当たらないのはNG!」

 などと明記されている。置き場所や育てる野菜にも注意がいる。キットには、トマトなどのような果菜、レタスのような葉菜、それぞれに対応するトッププレート(隅に切り欠きのある穴の空いた白いプラ板)が含まれていて、どちらの栽培にも対応できる。しかし、果菜は室内は向かないらしく、ベランダでの栽培が推奨されている。

 そのほか最適な水温は、果菜で20~30度、葉菜で18~28度。外気温が30度を超える場合は遮光も必要。猛暑や熱帯夜、寒波にも注意を払わなければならない。ポチる前に、自宅の環境と設置可能な場所、育ててみたい野菜をよーく考える必要があるだろう。

 ちなみに私は一切考慮せずにポチってしまった。よって、いま第一の壁に突き当たっている最中だ。果たして解決策はあるのか? それについてはまた次回。

四本 淑三(よつもと としみ)

北海道の建設会社で働く兼業テキストファイル製造業者。

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