COMPUTEX開幕前日の6月4日から、台北市内の各所で発表会を開催するASUS。すでに多数の新製品が発表されている。そんなASUSは、例年通り南港展覧館にも巨大ブースを展開。こちらにも興味深い製品を多く披露。未発売のAMD B450搭載マザーボードが展示されていた。
AMD B450は、4月に発売されたデスクトップCPU「Ryzen」の第2世代モデル「Ryzen 2000」シリーズと同時に発表された新型チップセット。上位モデルAMD X470の下位にあたり、B350の後継品という位置づけ。旧モデルとの違いはPrecision Boost OverdriveとXFR2 Enhancedをサポートする点だ。
そんなAMD B450を搭載するのが、スタンダードモデル「PRIME」 シリーズの「PRIME B450-PLUS」と「PRIME B450-M」の2製品。
ATXモデル「PRIME B450-PLUS」が、拡張スロットPCI Express(3.0) x16×1、PCI Express(2.0) x4×1(x16形状)、PCI Express(2.0) x1×3。Micro ATXモデル「PRIME B450-M」が、拡張スロットPCI Express(3.0) x16×1、PCI Express(2.0) x1×2。
共通スペックとしてメモリーは、DDR4 DIMM×2(DDR4-3200(OC)/2933(OC)/2667/2400/2133、最大64GB)。オンボードインターフェースとして、ギガビットLAN(Realtek 8111H)やサウンド(Realtek ALC887)、M.2×1、SATA3.0×6、USB 3.1×7、USB 3.0×6などを装備。グラフィックス機能にHDMI1.4b、DisplayPort 1.2、DVI(「PRIME B450-M」はHDMI/DVI/D-Sub)を搭載していた。
なお発売日についてはAMDの解禁待ち。とはいえ、マザーボードメーカーの準備は万端と見てよさそうだ。
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