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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第128回

ぼんやり眺めているだけでも楽しいガスランプを買いました

2018年05月20日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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キャンドル風に揺れる炎に癒されます

 購入したのはコールマンのLUMIERE LANTERN(ルミエール ランタン)。ガスカートリッジに取り付けて使うガスランタンなんですが、普通のランタンとはちょっと違います。

 ガソリンにしろガスにしろ、普通のランタンは割と明るくビカーっと光ります。これはマントルと呼ばれるものが光っているためで、ただの炎の何倍も明るいのが特徴です。マントルは新品の時はメッシュの袋状なのですが、最初に焼くことでもろいけど固い灰になり、炎によって白く発光するようになります。

 対して、ルミエールランタンはマントルがなく、ぼんやりとした明るさの黄色い炎がゆらゆらと揺れるだけ。ランタンというよりキャンドルライトのようです。メインの灯としては心もとないですが、ぼんやり眺めたり、夜のキャンプ場でのんびり過ごすには最適です。

普通のランタンのように明るく光るのではなく、キャンドル風の灯です

 ルミエール ランタンは本体のみの販売で、ガスカートリッジは別途必要になります。専用のプラスチックケース付きで、保管や持ち運びも安心。

専用のプラスチックケースに入れられていました。保管や持ち運びのときに使えます

 炎の大きさはレバーで変えられます。一番大きくするとガラス製のグローブの上から炎の先端が出るぐらいになりますが、あんまり大きくても風情がないというか、せっかくののんびりムードが台無しなので、炎の高さは3分の2程度までにしておくのがワタシ的にはお気に入りです。

炎の大きさはレバーで調節可能

炎の大きさは、大きくしてもこのぐらいまでが好き

 ガスカートリッジはコールマンのTタイプというものを使います。ほかのコールマン製品と共通のカートリッジで、以前からコールマンのガスツーバーナーを使っているワタシは、家にあるので買わなくても大丈夫。ガスカートリッジが共有できるというのも、このガスランタンを買った理由のひとつです。

家にあった5103A470Tというカートリッジ。LPガスのカートリッジです

 ガスカートリッジを取り付ける前に、まずガスカートリッジ接合部のOリングをチェック。切れていたり、キズがあったりするとガス漏れを起こす可能性があります。次にガス栓ツマミが目一杯右(ー)に回っていることをチェック。止まるまで回し切っていないと、取り付けの途中でガスが出てしまって危険です。

 ガスカートリッジを取り付けるときは、ルミエール ランタンを真っ直ぐカートリッジにあてて、カートリッジを右に回します。本体を回すと手が滑って倒してしまうので、必ずカートリッジの方を回すようにします。また、ガラス部分を握ると割れる可能性もあるので、下の方を押さえます。

持ち方や回し方の注意書きシールが貼られていました。もちろん剥がして使います

セット完了。容量の小さい230Tというカートリッジの方が見た目のバランスがいいかも

 点火装置は付いていないので、着火口が長いライターなどで点火します。炎調節レバーを左(Min)にしておき、ガス栓ツマミを左(+)に回してガスを出しつつ、炎調節レバーの隙間から点火します。

花火などで使う、先の長いライターで着火。消すときはツマミを右に回します

 揺れる炎を見ていると、なんだか癒されます。まったく買うつもりのなかったアイテムですが、前回のコーヒーミルに続いてのんびりできて満足度大。キャンプのときにも必ず持って行こうと思います。

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