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デスクトップ向けには新チップセットH370/B360/H310/Q370も追加

第8世代Core大激増!ノートPC向け最上位は6コア/12スレッド、4.8GHz駆動のCore i9-8950HK

2018年04月03日 16時01分更新

文● ジサトライッペイ

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(2018年4月4日1時36分追記)

 ここからは北京市で開催したイベントの模様を写真を中心に追記します。しかし、ジサトライッペイは中国語がさっぱりできないので、英語のアナウンスがないところはなんとなくの感覚で取材したのでご了承くださいませ。

イベントは中国・北京市のM-Space(北京M空間)で開催。中国イベント取材は初だったのですが、ほとんど字が読めないのでずっと英字ばかりを追っていました。

最初に登壇したのはIntel副社長兼セールス&マーケティングPRCカントリーマネージャーのWAN RUIさん。バリバリの中国語スピーチで、一応英語の同時通訳シーバーがあったのですが、電波が悪いのかとぎれとぎれでほぼ聞き取れませんでしたが、スライドから察するにおそらく「ゲーミングノートPC市場」についてなにか大切なことをおしゃべりしていたのだと思います。しょっぱなからなんかすいません……WANGさん。

で、ふとステージの横の暗がりに目をやると物憂げな女性が佇んでおりました。なんだか幻想的でしょう? こちら本編とはまったく関係ないんですぜ。

とか抜かしている間に、スピーカーはIntelのクライアントコンピューティンググループの副社長兼モビリティクライアントプラットフォームグループジェネラルマネージャーのCHRIS WALKERさんへ。CHRISさんは英語だったので、すごくわかりやすかったです。第8世代Core Hプロセッサーを主軸にゲーミングCPUの大切さを語りました。

中でも印象的だったのはOptaneメモリーの魅力を語るパートでは、FF14ベンチマークでデモが行われたところです。確かにローディングタイムが出るテストってなかなかないですもんね。しかし、慣れない土地で不安だったんですが、親の顔より見たベンチマーク画面が現われ、すっかりリラックスできました。

第8世代CoreはCGアニメーション制作にもぴったりとのことで、TENTPOLE FILMのディレクター、HOCK WONGさんを招いてのアピールタイムもありました。コア数増や性能アップでノートPCでできることがどんどん増えていきますね。

ゲーミングデモでおもしろかったのが、こちらのゲーム。一見、「For Honor」のような世界観のアクションゲームに見えますが、CPU使用率にご注目。

12スレッドを超きれいに使い切ってくれる神ゲーム(ベンチマーカーにとってですが……)なんですね。

あまりに気になって、のちほどデモブースにあったPCで調べてみたら「Conqueror’s Blade」というPCゲームで、まだ開発中でした。これはリリースが今から楽しみです。

また、Core i9-8950HK搭載ゲーミングノートPCの例として、CHRISさんからDellのAlienwareが紹介されました。宇宙最強は健在のようです。

ステージの最後はAcer、ASUS、Dell、GIGABYTE、MSI、HP、Lenovoなど、パートナーメーカーのみなさんが全員登壇し、ハイパフォーマンスノートPC向け第8世代Coreの発表を祝いました。

アフターイベントではCS:GOの実況配信をしておりました。アスキーPCゲーム部でもおなじみのマップ「DUST II」が大画面に表示されたときは、やはりなぜか初めて来た土地なのに家みたいにほっとしました。ゲームってやっぱり偉大ですよね。

 最後はデモブースにあった第8世代CoreのHプロセッサーを採用した各メーカーのモデルをご紹介します。

GIGABYTEのAERO 15。15.6インチフルHD液晶、Core i7-8750H、GeForce GTX 1070、メモリー16GB(DDR4-2666)、512GB SSD(M.2、PCIe)を搭載。

HPのOMEN。Core i7-8750H、GeForce GTX 1050 Ti、メモリー8GB、256GB SSD+2TB HDDを採用。

Lenovoのゲーミングブランド「LEGION」。Core i7-8750H、GeForce GTX 1050 Ti、メモリー16GB、1TB HDDを搭載。

Acerの名称不明モデル。Core i5-8300H、GeForce GTX 1050 Ti、メモリー12GB、256GB SSDを採用。

ASUSの名称不明モデル。Core i7-8750H、GeForce GTX 1050 Ti、メモリー16GB、1TB HDDを搭載。

ASUSはもう1台。Core i7-8750H、GeForce GTX 1050、メモリー12GB、256GB SSD+1TB HDDを採用したモデル。

MSIのGE63 Raider RGB。Core i7-8750H、GeForce GTX 1070、メモリー16GB、256GB SSD+1TB HDDを搭載。1キーずつLEDの色が異なるアドレサブルな仕様が目を引きました。

そして、Core i9-8950HKを搭載するDellのAlienware。こちらは後日またレポートする機会があると思いますので、詳しいスペックは割愛させていただきます。

ちなみに、イベント終了後は質疑応答のラウンドテーブルがあり、「今回のIris Plus Graphicsはグレード的にはGT3eなんだよね?」とつたない英語で確認した後、CHRISさんと記念撮影させてもらいました。そしたら気前よくHプロセッサーのチップもハンズオンさせてもらえ、大満足で会場をあとにした僕でした。

■関連サイト
Intel ARK

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