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物流業者が大打撃を受けた北陸の豪雪を教訓に

ウェザーニューズ、物流向け新気象サービスを始動

2018年03月27日 17時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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物流リスクマネジメントシステムのイメージ図

 ウェザーニューズは3月27日、豪雪の影響を最小限に抑えることを目的とした製造・物流・小売事業者向けの新気象サービスを始動すると発表した。

 雪によって首都圏や北陸のサプライチェーンが大打撃を受けたことも記憶に新しいが、製造・物流・小売事業者にとっては大雪への対策は急務となっている。ウェザーニューズでは各事業者と協力し、気象情報や車両走行軌跡、通行可能な経路、遅延リスクなどの情報を集約して一元的に管理する「物流リスクマネジメントシステム」構築に取り組む。

1月22日21時~23日10時の積雪深報告(アメダスの数値は22~23日の最深積雪)

 同社独自の雨雪判別や路面温度予測を用いて道路ごとの通行止めリスクを予測、積雪解析技術を組み合わせて豪雪でもサプライチェーンを止めない気象・物流情報の提供を目指すとしている。

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