Kickstarterで評判の世界最小4G LTEスマホという「Jelly Pro」の技適マーク取得モデルを衝動買いした。
今年になって技適を取得し、日本国内でも大手を振って使えるようになった。もちろん筆者は発売日に速攻で衝動買いした。
海外版は2017年から、国内版もすでに多くのメディア上で紹介されているので、詳細スペックなどは文末にまとめるとして、ここではおもに使い勝手やパーソナルな第一印象をお届けしたい。
極小スマホ「Jelly Pro」のパッケージを開けると
……バッテリーはどこ!?
やはり、まず驚くのはパッケージを開けて最初に眼に入るそのコンパクトなサイズだ。
昔のケータイ電話華やかし頃には、何種類もの小さなガラケーを購入していたが、スマートフォンの登場と製品のグローバル化でスマホは毎年サイズが大きくなって行くモノという諦めの感覚があった
Jelly Proはその角ばっていないソフトで丸い形状が最高なのは、何より手のひらで持ってクルクルと回している時の感覚だ。
この感触は本連載で2017年9月に紹介した超薄型クレカサイズの「Niche Phone-S」を大きく超えるものだ。

開けにくいスマホの背面フタを開ける“三角オープナー”が付属する、楽しい極小スマホ
パッケージから出てくる本体以外の付属品は、充電用のmicroUSBケーブル、スクリーンプロテクトシール、ユーザーガイドと保証書、そして普通のスマホではまずお目にかかることの少ないギターピックのような“三角オープナー”だ。
いや、一番驚いたのは、パッケージの中には一番大事なバッテリーが見当たらなかったことだ。
Jelly ProのようにSIM用のトレイスロットが側面にないスマホは裏ブタを開けてSIMをセットするのが一般的だ。
今回もJelly Proの側面下部にある溝に三角オープナーの薄い先端を押し込み、ねじって裏ブタを慎重に剥がす作業が最初だ。決して裏ブタの取り外しは簡単だという訳ではないが、丁寧にやれば本体や裏ブタを傷つけることはない作業だ。
裏ブタを開けると、驚いたことにパッケージ内で見当たらなかったバッテリーがビニール袋に入ったまま、すでに内部の定位置に入っていた。
ひとまずバッテリーを取り出すと、そこに3つのスロットが見える。nanoSIMスロットが2個、そしてmicroSDカードのスロットが1個だ。
まず端っこの一番大きなスロットに外部記憶装置としてのmicroSDカードをセットする。続いてその隣のnanoSIMスロット1にほかのスマホで使っていたFREETEL(現 楽天モバイル)のnanoSIMをセット。その上から先ほど取り出したバッテリーをビニール袋から取り出して取り付ければ終了だ。
裏ブタを閉める時も小さな爪を潰してしまわないように注意してJelly Proの下側からパチパチとはめていけば簡単だ。

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