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T教授の「戦略的衝動買い」第464回

モバイル環境を100g以上軽量化 世界最小・最軽量のACアダプターを衝動買い

2018年01月17日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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受売りになるが、DARTのウリは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の高速スイッチング技術により、従来のACアダプターに比べ4分の1のサイズと軽さを実現したことだ
受売りになるが、DARTのウリは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の高速スイッチング技術により、従来のACアダプターに比べ4分の1のサイズと軽さを実現したことだ

「ThinkPad 25」を衝動買いして
15年ぶりにモバイルコンピューティングに挑戦する

 ここ数年、自宅ではデスクトップPC+30インチモニター(2560×1600ドット)でパワポ(PowerPoint)作りから文書作成、原稿書き、メール、ブラウジングまですべてをこなしている。

 とりあえずモバイルPCは持っているが、実質的にモバイル環境でパワポを作るとか修正する、原稿を書くという必要性がほとんどなくなってしまったのが筆者の現状だ。

 それゆえ、アウトドアではそこそこ軽量な「YOGA BOOK」や「iPad Pro 12.7」、6インチサイズのスマホなどを主にビュー目的だけで持ち歩いている。

 所有しているモバイルPCは自室ではなくリビングで使うことが多い。スマホでは指先の操作が煩雑そうに思える作業を代わりにやるための、代替作業用の宅内モバイルPCとなっている。

 しかし、ジャンルに関わらず“なんちゃら記念モデル”が大好きな筆者は、2017年、ThinkPad 25周年アニバーサリーモデルの旧型キーボードがいたく気に入ってしまって「ThinkPad 25」を衝動買いしてしまった。

 アニバーサリーという言葉に惹かれて購入したまではいいが、配達されてきたThinkPad 25は今までの筆者のモバイルPCである「X1 Carbon」よりはるかに重い1.69kgだった。

 実際に実機を持ち歩いてみると、がっしりとした構造ゆえ、スペック重量より軽くは感じることが多い。

 しかし、1.69kgは1.69kgだ。筆者が最近、近所のカフェなどで思い付きをただただ入力するだけのために使っている「FreeWrite」というテキスト入力マシンの重量は約1.8kg。そう考えれば、ThinPad 25はまだまだ軽いモバイルPCだとも思える。

 欧米に比べても日本は非パソコン人口が急激に増大していると言われる昨今だが、筆者は世代的にもパソコンと同じQWERTYキーボードがスマホ上にも絶対に必要な世代だ。

 なので、LINEもスマホではトロい入力スピードだが、パソコン上のLINEになれば、2本指入力でも超速のかな漢字変換入力の実力を発揮できる。

 さまざまな理由を考えれば、筆者にはまだまだモバイルPCを使う意義が十分残されているにも関わらず、多少重いからという理由だけで、本来ならパソコンを使えば楽で速いところも安易にスマホやタブレットに置き換えてお茶を濁しているひ弱さだ。

 そんな時に縁あって我が家にやってきたThinkPad 25を有効活用しようと、約15年ぶりにもう一度モバイルコンピューティングに挑戦してみようという気持ちになった。

世界最小・最軽量のACアダプターでモバイルする

ThinkPad 25に標準付属する65WのACアダプター。ACアウトレットからのケーブルが重くて太くてやや長い ThinkPad 25に標準付属する65WのACアダプター。ACアウトレットからのケーブルが重くて太くてやや長い

 モバイルコンピューティングに限らず、何事も「スタイル」と「大義」、「魅力的なガジェット」からアプローチする軟弱性が筆者流なので、使いはじめてまず最初に気になったのはACアダプターだった。

 標準品としてThinkPad 25に付属していた太いケーブルの扱いが面倒な標準ACアダプターを何とかしたいと考えた。

 まず最初に目を付けて衝動買いの対象となったのはThinkPad 25と同じレノボが販売している純正オプション製品の「65W トラベルACアダプター」だった。

 しかしその後、落ち着いてネットをくまなく見回してみると、体積50cc、重量85g(ケーブルを除くスペック値)というFINsixの「DART」(ダート)の世界最小・世界最軽量をウリにした極めて小さなACアダプターを発見した。

 2~3年ほど前に米国の紹介記事は見たことはあったが、ここ何年もモバイルコンピューティングとは無縁の非PCワールドにまったりとしていたので、その製品がすでに日本国内でも販売されていることすらまったく知らなかった。

おしゃれでコンパクト、とてもACアダプター用とは思えないコストのかかったDARTのパッケージはSNS、クラウドファンディング時代を象徴する製品イメージだ おしゃれでコンパクト、とてもACアダプター用とは思えないコストのかかったDARTのパッケージはSNS、クラウドファンディング時代を象徴する製品イメージだ

 DARTは米国のスタートアップ企業であるFINsixが製造販売し、国内ではエレクトロニクス関連を扱う丸文が販売を担当している。

できる限り地味なガンメタルを狙ったがその時はあいにく売り切れで、以前の筆者なら一番に選んだであろうド派手なオレンジを選択することになった できる限り地味なガンメタルを狙ったがその時はあいにく売り切れで、以前の筆者なら一番に選んだであろうド派手なオレンジを選択することになった

 昨今の商品らしくカラフルなモデルが多数用意されているが、過去の経験を生かして、ここは地味で目立つことのないカラーにしようと決めていた。

 しかし、目的の「ガンメタルカラー」はあいにく売り切れ。最終的に、昔の筆者なら衝動的に一番に選択したであろうド派手なオレンジカラーのDARTをやむなく選択する羽目となった。

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