1992年のThinkPad 700Cからちょうど25年
ThinkPad 生誕25周年モデル発表速報! なつかしの7列キーボードに3色ロゴで限定1000台!!
2017年10月05日 20時30分更新
レノボは10月5日にThinkPadの生誕25周年モデルとして「ThinkPad 25」を発表、10月6日より販売を開始する.
ThinkPadは1992年にIBMが「700C」を世界向けに発表した.今年でちょうど25周年ということで企画された記念モデルがThinkPad 25で、日本向けは限定で1000台のみとなっている.
スペシャル化粧箱に
デビッド・ヒル氏のブックレットつき
ThinkPad25は特製の化粧箱に入っている.フタを開けて、観音トビラを開くと、上にスススッと上がってくる仕掛けで、まず、目に飛び込むのは、レノボのデビッド・ヒル氏によるブックレットだ.同氏はレノボの前チーフデザインオフィサーでIBM時代からThinkPadのデザインにかかわってきた人物.ブックレットの下には、おなじみトラックポイントのキャップが3つ並ぶ、ファンを泣かせる設定である.
ブックレットの乗った箱を取り出すと、その下にThinkPad25が現れる.基本設計は海外モデルのT470をベースにしたものだが、キーボードと外観デザインはオリジナルだ.
日本で発売となるのは、コアi7-7500U(2.7GHz)にメモリ16GB、SSDは512GBを搭載しており、ディスプレイは14型フルHD(1920×1080ドット)IPS液晶でノングレア・タッチ対応である.
ビデオチップにはNVIDIAのGeForce 940MXを搭載し2GBのVRAMを積む.インターフェイスは有線LANに4-in-1メディアカードリーダー、HDMIに、USB3.0のType-A×3に3.1のType-C×1、底面にはドッキングコネクターを搭載する.
なつかしの7列キーボードに
スペシャル・ロゴ
キーボードはフルサイズの7列で、日本モデルはJIS配列の94キー.トラックポイントとクリックパッドも搭載する.Enterキーはブルーに塗装されており、ThinkPadのロゴは、25年前のIBMロゴと同じく、赤緑青の3色が取り込まれている.
バッテリーは3セルを内蔵し、セカンドバッテリーとして3セルが取り外し可能で、JEITA2.0による駆動時間は約6.5時間、パワーオフでの充電時間は3.8時間である.本体のサイズは336.6×232.5×33.2ミリで重量は約1.69キロ.
さらに日本向けモデルには、スペシャルソフトインナーケースを同梱.東レのウルトラスエードを使った、手触りのとてもいいもので、さらにThinkPadの生みの親である内藤在正氏(現レノボ・ジャパン 取締役副社長)による「感謝状」も添えられている.
価格は17万9500円(税抜)で10月20日より出荷開始の予定である.