2017年も買いまくった!
スマホから自転車まで! 2017年のASCII編集部員のお買い物を振り返る
2017年12月31日 10時00分更新
貯金するより買い物したい!
ASCII編集部員たちが買ったもの2017
毎年恒例、ASCII編集部員たちによる今年の買い物振り返り企画。昨年はお休みしてしまったが、2017年は華麗に復活。編集部員が今年買ったものの中から、一番のお気に入りをピックアップしてもらった。なお、デジタルに限定はしておらずペットからクルマまでなんでもありのルールである。
購入したものを5段階で評価してもらい、★が多いほど満足度が高い。自分のお金で買っているので、基本的には満足度は高いのだが、中にはなぜ買ったし……というモノまで。それではご覧いただこう! なお、前半はデジタル系のお買い物、後半はデジタル色が薄いモノという並びで紹介している。
VR担当としては悔いなし! ASUSが世に送り出した変態スマホ
ジサトラ ハッチ
- 製品:ZenFone AR(ZS571KL-BK128S8)
- メーカー:ASUS
- 購入時の価格:10万7784円(直販価格)
- 満足度:★★★★
2017年6月に世界初のTango&Daydream両対応を謳っていたハイエンドスマホ。ひとつ前に使っていたドコモ版Galaxy S7 edgeはストレージが32GBしかなく、Oculusアプリや360度動画など、VRコンテンツを試すたびに容量不足に悩まされていました。そこで、当時はまだ少なかった128GBモデルということで購入を決意。
別売りのDaydreamViewにも対応し、VR担当としては特に不満はありませんが、まあすでにサポートが終了する予定の機能(Tango)を搭載しているので、満足度はひとつ減らしましたが、廃れ行く機能を保護したがりーなハードウェア好きなら買っても損はないかもよ。
最新OS&4Kスマホ、そしてSIMフリーってもはや最強
ゆうこば
- 製品:Xperia XZ Premium(nuroモバイル版)
- メーカー:ソニーモバイル
- 購入時の価格:10万7784円
- 満足度:★★★★
2017年のスペック最強スマホといえば、Snapdragon 835と唯一無二の4K HDR液晶を搭載した「Xperia XZ Premium」で間違いないハズ。2017年夏にドコモから発売された同製品ですが、ついに12月、nuroモバイル経由で「SIMフリー版」が国内展開されました。もちろん、ドコモ版とnuroモバイル版のハードウェア的な違いはほとんどなく、ドコモ版も端末料金を一括で支払った場合は即時SIMフリー化できます。
では、決定的な違いはなにか。それは、純正アプリの数です。nuroモバイル版は海外版のソフトウェア構成と酷似しており、バッテリーもちを最大限まで伸ばす「Ultra STAMINAモード」などにも対応。表面上に見えるプリインストールアプリやユーザーにはあまり見えないシステム上のアプリもドコモ版と比べて少なくなっています。
先日、Android 8.0にもアップデートが完了。セットアップも完了し、あまりのヌルサクぶりに、いままで愛用していた「Xperia XZ」がだいぶカクカクに感じるほどでした。値段は一括購入額だけで比べるとドコモ版の方がお買い得感があるのですが、nuroモバイルのプランを安いものに設定すれば、長く使えばおトク。Xperiaファンにとっては2017年を代表するスマホと言えるでしょう。
あこがれのTouch Bar搭載モデルMacBook Pro
つばさ
- 製品:MacBook Pro 13インチ
- メーカー:Apple
- 購入時の価格:19万8800円
- 満足度:★★★★
そろそろMacBook Airを買い替えたいなぁと思いながら1年くらい経ち、ようやく今年買い換えました! 決め手は「Touch Bar」と「スペースグレイ」。今まで使ってたモデルで一番イヤだったベゼルの広さも解消されて、動画編集(カンタンな5分くらいのもの)も原稿もストレスフリーで大満足です。
パーフェクトなんですが1点だけ、やっぱりAppleマークが光らなくなったのが個人的には、ちょっとさみしいです。
また、余談なんですが今年は全然ガジェット買ってないよなぁと、思い出してたら……MacBook Proのほかに、AppleのiPhone X、Apple Watch Series3 GPS+Cellularモデル(+HERMESバンド)、カシオデジカメEX-FR100L、ソニーh.ear in 2 Wireless、Google Home、など……いやいや、めちゃくちゃ買っとるやないかい私。さらに、LGの65型のテレビやレコーダー、ドローンまで買おうとしてました(笑)。どうかしてましたね!
VRデビューに最適! 後発だけに練られたMRヘッドマウント
ジサトラカクッチ
- 製品:Dell Visor with Controllers VRP100
- メーカー:デル
- 購入時の価格:5万3460円
- 満足度:★★★★
外にセンサーがないだけで、USBとHDMIの接続だけで、バイザーを上げていちいち外さないだけで……のWindows MRHMDですが、この「だけで」の積み重ねが継続利用にものすごく効いてきます。対応アプリも増え発売前の不安な状態は脱却。
とはいえ、アダルトや360度動画を楽しむのが今のVRです。次のステップはコントローラーを駆使したハマれるゲームタイトル。「リアルでビックリ」だけじゃない2018年を期待したいですね。
3台目の全録レコーダーを買う!
ハシモト
- 製品:ブルーレイディーガ DMR-BX2030
- メーカー:パナソニック
- 購入時の価格:6万5000円前後
- 満足度:★★★★
筆者が最初に全録レコーダーを買ったのは2012年の「REGZAサーバー」だった。全録レコーダーは24時間、365日録画し続けるという性格上、だいたい2年で内蔵HDDが寿命を迎える。2014年にREGZAサーバーは寿命を迎え、その時に別の全録レコーダーに買い替えたが、やはり2年後の2016年の年末に内蔵HDDの調子が悪くなった。
全録の保存先を外付けHDDにするなど、2017年はだましだまし使っていたが、それも限界を迎えつつあった。
そんなある日、量販店の店頭で在庫限りの特価で売られていた「DMR-BX2030」を見つけて即購入。地デジ4チャンネル(最大6チャンネル)を常時録画でき、録った番組は外出先でスマホから見れたりする。もちろんBDドライブも内蔵し、音楽CDのリッピングもできる。
ちなみに、メーカーの製品ページにDMR-BX2030という製品は存在しない。どうやら「DMR-BRX2030」という製品と同じモデル(外観や機能も含めて同等)で、こちらは2017年前半に発売された現行機となっている。
使用感については、前に使っていたモデルとほとんど変わらないので大満足である。ただ、これまでの経験を踏まえ、今回ははじめから外付けHDDへ全録する設定にしている。これなら内蔵HDDに大きな負担がかからず、外付けHDDの調子が悪くなったら取り換えればいい。おそらく2年の壁を越えられるのではないかと期待している。
全録レコーダーというのは10万円近くするのが普通であるが、BX2030は5万円台で購入できるところもあり、かなりお買い得なモデルだと思う。全録に興味があるなら価格をチェックしてみるといいだろう。
ながら作業で威力を発揮
ドリル北村
- 製品:Google Home Mini
- メーカー:Google
- 購入時の価格:3240円
- 満足度:★★★★
Googleアシスタントの音声認識はすばらしく、わりと小声でもしっかり反応してくれます。とくにスケジュール確認やメモ機能が便利。いちいち携帯にメモを書かなくてもいいので重宝しています。
この製品はながら作業に向いています。携帯でネットサーフィン中に、別の調べたいことをが出てきた時に、わざわざ別のタブを立ち上げなくても、ネットサーフィンを続けながら、Google Homeに調べたいことを聞けます。仕事をしながら音楽を鳴らしたり、キッチンで料理をしながらタイマーをセットしたり、両手が塞がっているときに、なにか情報を知りたい時に最適です。
そして、思ったよりもスピーカーの音質がいいです。もっと篭ったような音を想像していたので、これなら上位モデルのHomeではなくMiniで十分と感じました。
ただ不満もあります。Androidユーザーなら「ケータイ鳴らして」と言えば部屋のどこかにある携帯を見つけられますが、iPhoneユーザーにはそれができません。また、海外では「~に電話」と言えばGoogle Homeからハンズフリーで電話ができるのですが、日本ではそれができないなど機能制限が多いのが残念なところ。ハンズフリー通話ができるなら、運転中の自動車で使いたいところです(Wi-Fiをどうするかはさておき)。
半額の3000円なら大満足ですが、定価で買うか? と言われると微妙。定価だと価格に見合った満足度は得られないでしょう。
買い物がスムーズすぎて活用できていない
西牧
- 製品:Amazon Echo
- メーカー:Amazon
- 購入時の価格:7980円
- 満足度:★★★
買った理由はズバリ、Amazonにすべての個人情報を捧げようと思ったからです。
日本でスマートスピーカーを利用する場合、現状だとおもに「Clova Wave」「Google Home」「Amazon Echo」の中から選ぶことになります。今後、ソフトウェアアップデートでそれぞれ搭載のAIが賢くなっていくことでしょう。使うユーザーに合わせて、オススメの音楽を再生してくれたり、ほかの製品と連携したりして、パーソナライズしていくことも予想できます。合わせて個人情報を無条件に垂れ流すように提供していくと思います。
では、個人情報をどこに提供するのが一番自分にとって有益か。LINEはこれからどう進化するのか、先の展望が見えないから不安です。Googleは正直どこに個人情報が使われるかわからないので怖い。通販をやっているAmazonはわかりやすいです。「いままで買ったことないけど、Alexaにオススメされたら買ってみるか」。そんなことを言う未来がきても、まあいいかと思いました。
使って1ヵ月ほどですが、いまの感想は「連携できるデバイスがないとそんなにおもしろくない」です。会話についても「Alexa、いってきます」「Alexa、ただいま」「Alexa、音楽かけて」という投げかけをする日々。もっとお話ししないと、キャッキャウフフできないかもしれません。
お買い物はラクです。「Alexa、○○が欲しい」というだけで、注文履歴から探し出してきて「これにしますか?」と確認してくれます。あとは「購入する」と返事するだけ。あまりにスムーズなので、これであれこれカートに入れたら間違いなく破たんすると思い、ビビッて活用できていません。
すべては自分次第なところがありますが、これから徐々にAlexaと距離を縮めて楽しい共同生活を営みたいと思います。
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