アプリはニュートラルボックス専用、というわけではなさそう
今回、ニュートラルボックスを8個大人買いした効果は上々だった。少しアングルは違うが、今回の断捨離大掃除をはじめたニュートラルボックス購入前の本棚上の空間写真と、導入後の写真を比較すると明らかに別世界であることが分かるだろう。
現在のところ、ニュートラルボックス・Lサイズの上に少しの余裕があるので、ケーブル類やアダプター、ステーショナリー、そのほかの捨てるには覚悟が要るが常に使うわけではない小物収納に同じニュートラルボックスのMサイズを10個ほど買い増して、全体としての統一性を持たせようと考えている。
太っ腹のキングジムのデジタルタグアプリは幸いなことに、同社の指定されたボックスでしか使えないという専用アプリではないようだ。
重複しないように任意の番号を自分で決めて忘れないように書き込んだ“あまっている箱”でも“他人の引き出し”でも“離れた場所にある棚”でも、番号さえ管理できれば自由度は極めて高い。
筆者は、今回のニュートラルボックスと同時に買ったA4レターケースの引き出しに任意の番号を付けてニュートラルボックスの延長として利用する予定だ。
現在は一番下の大きな引き出しに「210」番という番号を付けて管理するつもりだったが……どうもアプリ側では、番号選択で使用した下半分の「321」番が採用されてしまったようだ。
解像度の問題なのか、どうも筆者の使用しているGalaxy S8+では、ダイアル選択窓が取説のように中央横ラインに揃わず、半行ほど下にずれて表示されるようだ。
慣れの問題で回避できるが気分的にどうも落ち着かない。バグだと思うが解決していただければありがたい。
極めてよく考えられたニュートラルボックスだが、どうしてもニュートラルボックスには入りきれない大きなサイズの置いておきたい箱などもあるので、今後購入予定のニュートラルボックス・Mサイズの数もまだ決定できていない。
しかし筆者宅の自室の本棚の上は見違えるようにスッキリしたことだけは間違いない。
“断捨離”よりは“考えた分類整理”のほうがいい
ニュートラルボックスは、日常使っているものを収めるにも、使っていないけどどうしても捨てられない思い出のモノを収納するにも極めて便利だ。
過去・現在・未来と歩む人間に本当に“断捨離は正義”だろうか? ニュートラルボックスを見ていると“考えた分類整理こそ正義”かもしれないと思うようになった。
今回の衝動買い
アイテム:
ニュートラルボックス Lサイズ白
価格:ヨドバシ・ドット・コムにて725円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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