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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第333回

Microsoft-IMEの使い方をおさらいする

Windows 10の日本語入力は使いにくい?

2017年10月29日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「半角/全角」キーを押してMS-IMEをオンにする。何かあれば、オンオフすれば通常モードに戻る

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Windows 10の日本語入力は使いにくい?

 Windows 10で日本語入力をするのが面倒とかシステムが使いにくい、という意見が寄せられるが、操作方法をマスターしていないからそう感じている可能性もある。今回は、Windows 10の日本語入力システム「MS-IME」の基本的な使い方をおさらいしよう。

 MS-IMEのオンオフは「半角/全角」キーを押して切り替える。タスクトレイにある「A」や「あ」というアイコンをクリックしてもOK。Windows 10だと、日本語入力がオンになると画面中央に大きく「あ」と表示されるのでわかりやすい。また、何か誤操作で入力モードが変になっても、「半角/全角」キーを2回押してオンオフすれば通常入力モードになるのも覚えておこう。

スペースキーを押せば次の変換候補を表示できる

タスクトレイの「A」もしくは「あ」を右クリックして「単語登録」を開く

 入力したら、スペースキーを押すたびに候補が変化していき、目当ての漢字が表示されたらEnterキーを押す。間違って確定してしまったなら、「変換」キーを押せば、再選択できる。いちいち入力しなおす必要はないので覚えておきたい技だ。入力した文字を全部強制的にひらがなにするなら、F6もしくはCtrl+Uキー、カタカナにするならF7もしくはCtrl+Iキーを押す。半角にするならF8もしくはCtrl+Pで、無変換ならF10もしくはCtrl+Tとなる。こちらもEnterキーを連打して選択するのは面倒なので、頻繁に活用することだろう。

「でんわ」と入力すれば、電話番号を一気に入力できるようになった

タスクトレイの「A」もしくは「あ」を右クリックして「プロパティ」→「詳細設定」を開く

 長文を入力する際、文の前から確定していきたいならCtrl+↓キーを押す。すると、文節ごとに確定していくので、変更したい単語に来たらスペースキーを押して目当ての変換をすればいい。文節の区切りを変更する際は、Shiftキーを押しながら←もしくは→キーを押す。この方法をマスターすると、1語ずつ入力する必要がなく、誤変換を恐れずに一気に長文を入力できるようになる。

任意のキーに割り当てるキーを設定できる

「オートコレクト」タブでは、自動訂正機能の設定が可能。大きなお世話、という機能があるならチェックを外しておけばいい

 変換でスムーズに出てこない単語は辞書登録しておくと、再入力がとても楽になる。変換しにくい名前や独自の言い回しなどがあるなら、登録しておこう。自分の電話番号「03-0000-0000」を「でんわ」として登録しておくと、入力が面倒な項目を一気に入力できるので便利だ。

 そのほか、自分の使いやすいように、MS-IMEをカスタマイズしてみよう。MS-IMEのプロパティを開いたら、「全般」タブではショートカットキーや入力文字の色などを設定できる。例えば、半角/全角キーではなく、CapsLockキーで日本語入力をオンオフするといったことも可能だ。

これでズバッと解決!

 MS-IMEは操作方法を覚えれば快適に入力できる。自分が使いやすいようにカスタマイズすることも可能だ。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


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