次世代のエッジコンピューティングに向けた新ベクトルエンジンを開発
NEC、科学技術計算、AIやビッグデータ解析向け「SX-Aurora TSUBASA」発売
2017年10月25日 17時00分更新
NECは10月25日、処理性能と拡張性を大幅に強化した科学技術計算、AIやビッグデータ解析などに用いる新プラットフォーム「SX-Aurora TSUBASA(エスエックス・オーロラ・ツバサ)」を発表した。
同社独自の高密度実装技術や高効率冷却技術などで開発された「ベクトルエンジン(VE)」を開発。VEはx86サーバーへの搭載を可能とした新アーキテクチャのカード型とし、ベクトル演算に加えてx86で行なうスカラー演算の両ニーズに対応。カード搭載数によりエッジ用からデータセンター用まで幅広いラインアップとしている。
カード型VEは2.45テラフロップスの演算性能と1.2TB/秒のメモリ帯域を実現し、多数のプロセッサーが必要と言われるスカラー型並列コンピューターと比べ、少ないプロセッサー数でも科学技術計算において高い性能が得られる。
SX-Aurora TSUBASAはVE搭載数により複数のモデルが用意され、エッジ用がVE数1、オンサイト用がVE数2~8、データセンター用は64基搭載する。いずれも従来機種「SX-ACE」に比べて設置面積や電力消費を抑えている。
価格はエッジ用、オンサイト用で170万円より(2018年2月以降提供開始予定)、データセンター用は1億2000万円より(2018年7~9月提供開始予定)。