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過去最大規模のハンズオンイベント「kintone devCamp 2017」をレポート

WordPress、Cisco Spark、Azureとも連携、“つながるkintone”を体験

2017年08月25日 12時00分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

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 サイボウズは7月7日、デベロッパーを対象としたkintone勉強会「kintone devCamp 2017」を開催した。

 これまでに11回開催されてきたkintone devCampは、回を重ねるごとに規模を拡大し、2017年は参加人数、セッション数ともに過去最大規模に。今回は、約230人(イベント登録人数)がサイボウズ本社のイベントスペースに集まり、kintoneのJavaScriptカスタマイズや外部サービスとのAPI連携、プラグイン作成など様々なテーマでハンズオンを行った。

「kintone devCamp 2017」の様子

 コミュニティが活発なkintone界隈では有志による勉強会「kintone Café」などが全国で毎月のように開かれているが、kintone devCampは、サイボウズの「cybozu developer network」という開発者向けコミュニティ運営チームが主催する、本家の勉強会だ。「kintoneでビジネスをしているSIerさんたちにとってIT勉強会は気楽に参加できるイベントですが、企業の事業部門でkintoneを使っているユーザーさんにとってはちょっと参加のハードルが高いかもしれません。でも、サイボウズ主催のイベントであればユーザーさんにも安心して足を運んでもらえるのではないでしょうか」---今回のイベントオーナーであるサイボウズの古田麻依氏はこう話す。

 今回のイベントプログラムのコンセプトについて、古田氏は、「よりエンタープライズでのkintone活用を意識し、日本マイクロソフトやセゾン情報システムズなどの大手企業から講師を招いて各社のサービスとkintoneを連携するハンズオンセッションを用意しました。また、シスコシステムズやCData、SendGridといった海外で実績のあるベンダーさんによるセッションが多いのも特徴です」と説明した。

サイボウズの古田麻依氏

 例年通り、kintoneカスタマイズの入門者向けセッション「はじめての○○」シリーズも設けられた。「はじめてシリーズは、業務でkintoneを使っているユーザーさんがカスタマイズ開発などへ“もう1歩踏み込みたい”という気持ちをサイボウズ社員が直接応援する企画です」(古田氏)。

 この記事では、各セッションで行われたハンズオンの内容を紹介する。併せて、当日のセッション資料やハンズオンで使ったサンプルファイルへのリンクも掲載したので、興味のあるテーマを見つけたら是非試してみてほしい。

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