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アスキースマホ総研・白書 第46回

ニンテンドースイッチも対応 最新モバイルバッテリーの選び方

2017年08月12日 18時00分更新

文● ちゅーやん

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 本日は、ASCII倶楽部で7月26日に公開した「ニンテンドースイッチも対応 最新モバイルバッテリーの選び方 」を紹介します。


容量は大きいほどいい? 仕様の違いはどう見る?
モバイルバッテリー購入時のチェックポイント

 モバイルバッテリーは、どこでもスマホを充電できる便利なアイテム。外出先でSNSやネット動画、ゲームアプリなどをよく利用するユーザーにとっては必須だ。また、近年ではワイヤレスヘッドフォンといった周辺機器や「Nintendo Switch」などのゲーム機を充電するためにも必須のアイテムとなっている。今回の特集では、お得かつ便利なモバイルバッテリーの選び方とオススメ製品を紹介していく。

モバイルバッテリーがあれば、外出先でスマホがバッテリーが尽きそうになってもすぐに充電できる

モバイルバッテリーの選択基準は重量と容量

 モバイルバッテリー選びで重要なのは、持ち歩きやすさを左右する「重量」と、スマホを何回ぶん充電できるかが決まる「容量」だ。

 店頭に並ぶ製品を見てみると、パッケージには「5000mAh」や「10000mAh」といった容量が記載されている。もちろん容量は多いほうがいいのだが、容量が多いほど重量も増えていく。

 スマホを1~2回ぶんフル充電できる5000mAhクラスの製品は120g前後と軽量なため、持ち歩いても重量はほとんど気にならない。だが、スマホを2~4回ぶんフル充電できる10000mAhクラスの製品では重量は200g前後、20000mAhモデルだと400g前後になり、持ち歩きの際の負担になっていく。購入する際は、充電回数と重さのバランスを考えよう。

まずはパッケージの10000mAhなどと書かれた容量をチェック。毎日の利用なら5000mAh、出張や旅行などでは10000mAhクラスがオススメだ

画像左から5000mAh、10000mAh、20000mAhモデルのモバイルバッテリー。容量によってサイズや重量が異なる

 スマホの充電回数だが、実際にモバイルバッテリーからスマホに充電できる容量は、バッテリー容量のおよそ60~70%ぶんとなる。なぜ少なくなるのかというと、USB端子を経由してスマホを充電する際に電圧の変換などで電力を消費するからだ。

 容量5000mAhのモバイルバッテリーで、iPhone 7(1960mAh)を充電する場合の例では、モバイルバッテリーの実質容量を60%で計算すると3000mAhとなる。つまり、5000mAhのモバイルバッテリーは「iPhone 7を1.5~1.6回ぶんフル充電できる」という計算になる。

 実際には充電中にスマホを操作していることも多いため、実際の使用感としてはスマホ満充電が1回ぶんちょっととなる。

 下の表は、上記の計算をもとにしたモバイルバッテリーの容量とスマホのおおよその充電回数だ。毎日1日1回ぶんの充電でよければ軽い5000mAhクラス、旅行や出張で移動する場合は、少々重たくても10000mAh以上の製品が便利なことがわかる。

 もうひとつの重要なポイントが充電速度だ。スマホを素早く充電するには、モバイルバッテリーの仕様として「出力が5V/1.8A(9W)」以上あると安定して急速充電できる。また、モバイルバッテリー自体を素早く充電するには「入力が5V/1.8A(9W)」以上かを確認しよう。


 続きは「ニンテンドースイッチも対応 最新モバイルバッテリーの選び方 」でお楽しみください。

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