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2017年も注目はSIMフリースマホ! 人気端末全カタログ 第1回

カメラにディスプレー、DSDSと全部を求めるならこのクラス!

ファーウェイかASUSか 人気SIMフリースマホ全紹介 【フラグシップ編】

2017年01月08日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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最新CPUにさらに進化したLeicaのダブルレンズカメラを搭載
性能を考えるとコスパも高い「HUAWEI Mate 9」

 海外でも昨年11月に発表されたばかりのファーウェイの新フラグシップ「HUAWEI Mate 9」。「HUAWEI P9」に続いて搭載されたLeicaとのコラボによるカメラに加えて、税抜6万円強という価格も加わって、大きな話題となっている。

5.9型の大型ディスプレーを搭載するファーウェイの新フラグシップ機「HUAWEI Mate 9」

 主なスペックは、CPUにARMの最新コア「Cortex-A73」をベースにした「HUAWEI Kirin 960」(2.4GHz+1.8GHz、オクタコア)、フルHD解像度の5.9型液晶、4GBメモリー、64GBストレージなど。OSも最新のAndroid 7.0(EMUI 5.0)だ。大型端末なのは間違いないが、狭額縁で横幅を78.9mmに抑えたほか、4000mAhという大容量バッテリーはうれしい点。また22.5W入力に対応した、独自の急速充電技術も採用している(対応ACアダプターが付属)。

 とはいえ、最大の魅力はカメラ。Leicaのロゴが付いたダブルレンズカメラは第2世代になり、12メガのRGBセンサーと20メガのモノクロセンサーの組み合わせに。また、光学式手ブレ補正機構も加わった。

注目はやはりこのカメラ!

 ネットワーク面でもファーウェイのフラグシップ機らしく、対応バンドが非常に豊富なほか、4G+3GのDSDSに対応するなど、最新のトレンドを取り込んでいる。性能を考えると、税抜6万800円の価格はお買い得だが、高い人気もあって、1月初頭の段階では若干入手難の状態だ。

国内のファーウェイ端末では初めて、DSDSにも対応している

6GBメモリー、256GBストレージの最強スペック
メタル筐体もインパクト大の「ZenFone 3 Deluxe(5.7型)」

 バリエーションが増加中のZenFone 3シリーズだが、高性能モデルでは無印の「ZenFone 3」(第2回で紹介予定)に加えて、さらに上位モデルの「ZenFone 3 Deluxe」や6.8型の「ZenFone 3 Ultra」があり、Deluxeでは5.5型と5.7型の2モデルが用意される。

 スペック的に最強と言えるのが、5.7型のZenFone 3 Deluxe。ディスプレーは有機ELで、解像度はフルHD。CPUは現時点で最速級のSnapdragon 821に加え、6GBメモリー、256GBストレージ、3波のキャリアアグリゲーション/DSDS対応と文句なしの内容。カメラも2300万画素のソニー製センサーで、光学式手ぶれ補正機構を搭載している。

 筐体はフルメタルのユニボディーを採用。カラバリはシルバー/ゴールドの2色だが、ともに前面はゴールドで同心円状の模様がキラキラしているなど結構派手目の印象となっている。また、5.7型と大型のディスプレーながら狭額縁により、横幅は77.4mm。5.5型のiPhone 7 Plus(77.9mm)よりも小さく、後述の5.5型のDeluxe(76.7mm)とも大きな差はない。

背面はシルバー/ゴールドともにおとなしめ

側面はダイヤモンドカット。本体下部のUSB端子はType-C

 スペックが相当に高いだけに、価格は税抜8万9800円とSIMフリーとしてはかなり高価。それでも一時は受注停止となる人気だったが、本記事掲載時点では再開している。

メタルの美しい筐体は5.7型と同じ
「ZenFone 3 Deluxe(5.5型)」

 つづいて紹介するのは、5.5型のZenFone 3 Deluxe。フルメタルのユニボディーによる美しいゴールドの筐体は5.7型と共通。ただし、スペック的にはやや控えめとなり、フルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)などとなっている。とはいえ、メモリー容量を含め、性能的には十分以上。それでいて価格は税抜5万5800円と比較的抑えられている。

額縁があることで5.7型との違いがわかる

 さらに5.7型と同じくDSDSに対応するが、こちらはau VoLTEもサポート。より幅広い格安SIMで利用できるのはうれしいポイントだ。

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