12月29日~31日にかけて、ついにコミックマーケット91が開催されます。
さて、出展される方には「売り上げ」が発生するわけですが、果たして確定申告ってしなくてはならないのでしょうか?
個人事業主や、副業で20万円以上の所得を得ている人などが確定申告の対象
会社勤めのサラリーマンやアルバイトなどで「給与」所得だけをもらっている人なら、基本的に確定申告の必要はありません。雇用している会社が、所得税分を給料から天引きして代わりに税務署に払ってくれているからです。
しかし、給与の全部が源泉徴収の対象で、給与所得および退職所得以外の所得があり、その金額が20万円を超えている場合は、確定申告をしなければなりません。つまり、副業や投資などで20万円以上の所得(収入から必要経費を差し引いたもの)があったりすれば、確定申告の対象者ということになります。
また同人作家やコスプレーヤーなど会社に所属していない、いわゆるフリーランスで収入を得ている人たちは、個人事業主として確定申告をしなければなりません。確定申告をすると、資料代や印刷代、交通費などを経費として計上できるというメリットがあります。
同時にアルバイトなどで2ヵ所以上の会社から一定額の給与を得ていて、給与の全部が源泉徴収の対象となる人で年末調整をしなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える場合や、個人事業主の使用人などで源泉徴収が行われていない人も確定申告が必要です。

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