FPS用のゲーミングマウスは重さと持ちやすさに注目!
続いてFPS用のマウス。FPS系のゲームは、相手より有利に進めるには先にエイム(狙いを定める)することが大切なので、MMORPGよりも素早くかつ正確な操作が必要になってきます。そこで重要なのが重さです。マウスが重すぎると素早い操作が難しくなり、軽すぎれば正確さがおろそかになります。例えば、ガンガン突っ込んでいくタイプだとエイムよりも素早さが重要になってきますが、スナイパーだとより正確さが重要になってきます。自分のプレースタイルに合わせて、ゲーミングマウスを選択したほうがいいでしょう。
持ちやすさも重要です。いくら重さが丁度良くても、手になじまなければ素早い動作も正確な操作もしづらくなってしまいます。手の大きさに合わせて、大きすぎず、小さすぎないマウスを選択することをオススメします。また、FPS系のほとんどのゲームでサイド武器(手榴弾など)が登場します。このサイド武器をマウスで使い分けられるゲームもあるので、そういうゲームであれば2~3個のプログラミング可能なボタンを備えている製品を選んでみてください。
そのほか、FPS系のゲームはなるべく有線でプレーした方がいいです。無線だと電波が干渉したり、マウスによっては遅延が発生することもあります。応答速度は有線のほうが速い製品が多いので、あまり無線は使用しないほうがいいでしょう。
FPS用のオススメゲーミングマウスはこれだ!
私がオススメしたいFPS用のゲーミングマウスは、ロジクールの「G300s」(予想販売価格3650円)とRazerの「OROCHI」(予想販売価格1万1240円)です。
G300sは、シンメトリーデザインでコンパクトなゲーミングマウスです。プログラム可能なボタンは9個搭載していますが、重すぎることなく1/1000秒のレポートレートも実現しているので、FPSで必要な素早い操作がしやすい仕様になっています。また、ゲームプレー中にマウスホイールで250dpiから2500dpiまで変更可能です。dpiは、マウスを物理的に1インチ動かしたときに、画面上のマウスカーソルが何ドット動くかを表しています。もちろん素早いほうがいいですが、速すぎるとエイムしづらくなることもあります。プレーしながら、dpiを変更しつつ自分にあった速度を見つけてプレーできるのも魅力の1つです。直販価格が3650円とコスパも高いので、これからFPSを始めたいという人にも手がだしやすいのではないでしょうか。
OROCHIは、私が今職場と自宅で仕事やゲームプレーで使用しているゲーミングマウスです。手にしっくりとフィットするほか、右サイドのボタンでdpiを変更できます。また、Bluetooth/有線接続のどちらにも対応しているので、職場では無線接続で仕事をし、自宅に帰ってFPSをプレーするときは有線接続と使い分けられるのも気に入っている点の1つです。また、ホイール部分のライトのカラーは1680万色からカスタマイズできます。左サイドの親指で押せる位置に2つボタンがついており、サイド武器などを登録しておけば素早く使用することが可能です。FPS向きのコンパクトなゲーミングマウスで、有線でも無線でも使いたいという人にオススメだと思います。
ゲーミングマウスを手に入れて、快適にゲームをプレーしよう!
PCゲームをプレーするうえで、ゲーミングマウスを手に入れておけば、快適さはかなり変わると思います。PCゲームを始めてみようという人で、デバイスは何から揃えればいいんだろう? と迷っているのであれば、まずはゲーミングマウスを手に入れてみてください。
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