ヒキアゲール装備でスタッフの知恵と勇気が大幅アップ
アスキーストア改善計画、急転直下からの覚醒劇が待っていた!
2016年11月30日 11時00分更新
よく使われてるツールならもちろん対処法もある
テモナ中野 話は聞かせてもらった!
佐藤・鈴木 な、中野さぁ~ん!
テモナ中野 導入できなかったと聞いて飛んできましたが、いったいどうしたんですか?
佐藤 じつはアスキーストアで使ってるプラットフォームだと、ぼくらで変更できる箇所がほとんどないことがわかりまして、「ヒキアゲール」の設定もできないんです~。
テモナ中野 ひょっとしてユーザー権限しか持ってないとか?
佐藤 そうなんです。
テモナ中野 まあ、このプラットフォームはわかりやすく説明するとブログサービスのようなものですからね。記事の投入や変更といったフロントエンドはユーザー権限で変更できるけれど、バックエンドのシステムやテンプレートをいじるには管理者権限が必要なんです。まさかお二人ともその権限をお持ちでいらっしゃらなかったとは……。
鈴木 ぼくらみたいにシステム周りが苦手な者でも、このプラットフォームを使えば商品画像や本文・価格とかを入れていくだけでECサイトのページができてしまうので、楽に運用できるので便利なんです。というか、こういう仕組みじゃなかったらぼくらのような素人には使えないんです……。
テモナ中野 いやいやいやいや素人って……。これを読んでる読者の方々が驚きまくってますよ、たぶん(汗)
佐藤 素人は言い過ぎかもしれませんけど、まあ、初心者でも使えるECサイト構築プラットフォームという点で、余計なことはできないぶん、フロントエンドに集中できてサクサク運用できるというメリットはあるわけでして。
テモナ中野 えぇ、それはよくわかります。同じプラットフォームを使ってるECサイトはたくさんありますし、それに対して「ヒキアゲール」を導入した実績もありますから、私のほうでなんとか対応しましょう。
佐藤・鈴木 ありがとうございます!
テモナ中野 ではまず、実際の商品ページを使ったテストから。その結果が良かったら全面的に導入すると共に、皆さんでも操作できるようにアスキーストアを改修する、という方向でいきましょう。
さぁ~て、今月の落とし穴は?
3. バックエンドの担当者が不在!
Webサイトでは、フロントエンドとバックエンドの担当者が違う場合がよくある。新しい要件を検討する際は、その両方を網羅する必要があるので、それぞれの担当者出席の上で行ないたい。営業が取ってきた業務が社内で否定されるようなことはよくある話で、Webサイトでもそれは同じことである。
さらに言えば、エディトリアル面も考慮し、デザインやコーディングをする人も立ち会えればベスト。
もちろん、それらすべての業務を把握している人がいればまったく問題はないが、商品を販売することが最大の目的であるECサイトでは、そのようなスキルを持っている人は少ないので、各方面の担当者を集めるべきだろう。
スケジュール調整などで難航するとは思うが、担当者全員が情報を共有できることもあり、結果として早く終わる。
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