このページの本文へ

柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第238回

家の中でも外からでも全家電を操作できるスマートリモコン「eRemote mini」を活用する技

2016年11月09日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Wi-Fiは2.4GHz対応なので要注意! リモコンの学習は簡単

 スマートフォンをWi-Fiに接続した状態でアプリを起動すると、本体に接続し、暗号化キーを求められる。入力すればセットアップできるはずなのだが、何度やってもエラーになる。これは、前述のスペックどおり、2.4GHz帯のアクセスポイントに接続しなかったのが理由。あれこれ試して、アクセスポイントを変えたら即繋がった。

普通にアプリを起動したらSSIDが選択されていたので、普通に暗号化キーを入力

エラーになる

何度からエラーが出たら、手動でつなぐように促された

2.4GHz帯でつないだら一発OK

 Wi-Fiの設定が完了して機器が追加されると、「TOP」画面が表示されるので、右上の「+」→「リモコン」をタップする。追加する項目を選ぶのだが、エアコンやTVなどはよく使うボタンが配置された項目が用意されている。まずは、「TV」をタップしてみる。

 電源や音量、切り替えといった一般的なボタンが並んだ画面が表示される。このボタンをタップすると、「学習させたいボタンを押す」というポップアップが出るので、リモコンの対応するボタンを押せばいい。「Saved successfully」と出れば、そのボタンは登録完了。次々と他のボタンを追加していこう。間違えたボタンを押してしまったときなどは、長押ししてから「学習」をタップすれば再設定できる。テンキーなどはさらにポップアップし、個別の数字を登録できる。項目名やリモコンのアイコンも、右上から「パネル編集」を開いて変更できる。

 項目が用意されていないデバイスはカスタマイズから登録する。ボタンを追加して名前を付け、リモコンのボタンを学習させていけばいい。扇風機や照明も簡単に追加できた。

 エアコンも簡単に登録できたのは驚いた。エアコンのリモコンはメーカーによって信号の扱いが大きく異なるので、統合リモコンに登録しにくかったのだ。とは言え、本製品でも一発で登録できず、個別の動作を登録しなければいけないケースもあるようだ。

メイン画面が表示されるので右上の「+」をタップする

「リモコン+」をタップする

追加する項目を選ぶ。ここではTVをタップしてみる

登録したいボタンを押す

この画面になったらリモコンのボタンを押す

登録完了。他のボタンも同様に登録する

登録したボタンを長押しすると、取り消したり再学習させたりできる

テンキーを選ぶと、数字キーがポップアップする

項目名を変えるなら「パネル編集」をタップ

項目のアイコンにも写真を設定できる

エアコンも簡単に登録できた。これは従来の統合リモコンではちょっと難しいところだった

オリジナルのリモコンも作成できる

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン