MAMORIO、IoTデバイスでJAL整備用器材を管理する実験開始
PC上で作業台の位置を瞬時に確認
日本航空(JAL)とMAMORIOは11月1日、JAL整備用器材の位置管理について共同で実証実験を開始すると発表した。
今回の実験に使用する作業台は、整備場や駐機場のさまざまな場所に移動させて航空機整備に使用する可動式の器材。従来はトランシーバーなどで整備士が位置情報を確認していたが、およそ200台と数が多く、一括集中管理することが難しいという課題があった。
また世界最小クラスとうたう紛失防止IoT製品「MAMORIO(マモリオ)」を展開するMAMORIOは、個人の所有物を対象とするだけでなく、同様の技術を企業の資産管理にも活用できるのではないかと考えていた。
このように両社のニーズがマッチし、今回の取り組みが実現。作業台140台にMAMORIOを取り付けて、器材管理の効率化を図る実験を始める。