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長~く使える極上のPCケース2016 第2回

長~く使える極上のPCケース2016【In Win/COUGAR編】

2016年11月04日 12時00分更新

文● 千駄木 和弘 編集●北村/ASCII.jp

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ケース内部は5インチドライブベイがケース上部にあるだけで、エアフローを阻害しない冷却重視の設計。対応する拡張ボード長は390㎜まで。フロントパネル、サイドパネル、ドライブベイと、ほぼすべてがツールレスでアクセスできるので内部のメンテはとても手軽だ

マザーボード裏側に3.5インチベイ×2基、2.5インチベイ×4基を搭載。狭い場所にドライブを多数配置するが、エアーガイドで冷気を積極的に送るので熱がこもりにくい。このエアーガイドは高く評価したい

前面ファンは120㎜×2基を標準搭載。最大で140㎜×3基まで搭載できる。前面ファンのすぐ後ろにある樹脂パーツが、マザーボード裏側にファンの冷気を導くエアーガイドだ

底面にはマグネット固定タイプの防塵フィルターを搭載。スリット固定タイプだとフィルターを外す時にホコリが擦れて落ちやすいが、マグネット固定だと落ちにくい利点がある

底面には電源カバーを装着。見た目的にうるさいケーブル類を隠しつつ、ケース内の熱気を分断し、前面ファンの冷気をスムーズに電源に送れる、地味ながらも機能的なパーツだ

ヘッドホンフックが付属するほか、天部がキーボードを収納できるキーボードトレイになっているあたりが、いかにもゲーミングモデルといえる

 本製品は拡張性が高く、冷却に余裕があり、見た目が派手で、メンテが楽。ゲーミングPCに欲しい条件をすべて満たしてるといえる内容をもちつつ、価格は2万円を切るという非常に隙のない一品だ。

 強いてウィークポイントを挙げるとすれば、本体重量は約11㎏あるので結構ズッシリとくる重さだが、よほどのことがなければケースの重さは問題にならないだろう。

 ゲーミング向けだが、PCゲーマー専用ではない。価格と性能のバランスがいいケースを求めるユーザー全員におすすめできる製品だ。

【機材協力】

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