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最新パーツ性能チェック ― 第204回

WD初のSSD 「WD Blue SSD」はSSDでも覇者になるか?

2016年10月24日 15時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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基本性能を「AS SSD Benchmark」で確認

 まずは「AS SSD Benchmark」を使って、「WD Blue SSD」の1TBモデル「WDS100T1B0A」の基本性能とともに、圧縮率の影響を見てみよう。

AS SSD Benchmarkの結果。シーケンシャル、ランダムともに、いたって普通の結果になっている
実使用に近いファイルコピーのパフォーマンスを計測する「Copy-benchmark」の結果「Compression-Benchmark」の結果

 圧縮率の影響を確認できる「Compression-Benchmark」はリード・ライトともに若干波が出ているが、圧縮率の影響はないと言えるグラフになっている。

シーケンシャルアクセス性能は公称値超えに

 続いては「ATTO Disk Benchmark」を実行して、最大シーケンシャルリード・ライトを見てみるとリード・ライトともに公称値を超え、リードは約559MB/sec、ライトは約526MB/secを記録した。

ATTO Disk Benchmarkの結果

データサイズの違いによる性能をチェック

 ここからは「CrystalDiskMark 5.2.0」でのパフォーマンス結果だ。データサイズ50MiBから32GiBまで、9つのプリセットを実行。データサイズの違いによるアクセス性能とキャッシュあふれが発生するか、発生する容量を確認していこう。

50MiB100MiB
500MiB1GiB
2GiB4GiB
8GiB
16GiB。キャッシュあふれと思われるパフォーマンスダウンが発生。計測結果に波が出た
32GiB。16GiBと同じく結果に波がある

 50MiBから8GiBまでは安定したアクセス性能を発揮しており、1GiBではシーケンシャル「Seq Q32T1」のリード558.8MB/sec、同ライト521.0MB/sec。ランダム「4KQ32T1」のリードは371.1MB/sec(9万608.9IOPS)、同ライトは317.7MB/sec(7万7575.2IOPS)になっている。

 キャッシュあふれと思われるアクセス性能の低下は16GiBから確認でき、シーケンシャル「Seq Q32T1」、「Seq」のライト、ランダム「4KQ32T1」がパフォーマンスダウンしている。

 容量(ディスク)全域のテストが行なえる「HD Tune Pro 5.60」の「Benchmark Write」を実行すると、100GBあたりでキャッシュ領域が一杯になってしまい286MB/secまでシーケンシャルライトはダウンしていた。

「HD Tune Pro 5.60」の「Benchmark Read」(左)と「同 Write」(右)の結果

メインストリームSSDのひとつの選択肢になる
「WD Blue SSD」

 容量1TBの「WDS100T1B0A」を使用して「WD Blue SSD」のパフォーマンスを見てきたが、TLC採用SSDとしては普通と言えるだろう。

WDブランドを冠する初のSSDとなる「WD Blue SSD」シリーズ。販売開始時の価格はまずまず。同社製HDDと同じように、週末特価にも期待できるかも

 品質や耐久性の指標となるTBW(総書き込み容量)は250GBモデルでも100TBと、同価格帯のTLC採用SSDのなかでは十分に高耐久と言え、価格面も2.5インチタイプで250GB 9000円、500GB 1万6000円、1TB 3万1500円とまずまずなので、パフォーマンス、価格、耐久性のバランスで選ぶなら、選択肢のひとつとなるだろう。

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