計測を繰り返すと速度が低下
ベンチマークソフトとの相性か?
普段は、ここから複数のベンチマーク結果を紹介してくのだが、「M8PeG」、「M8PeY」ともに一部ベンチマークでは、結果がいまひとつになった。
国内外レビューや環境問わず、同じ傾向で「ATTO Disk Benchmark」のブロックサイズ12MBからリード・ライトがダウンしたり、「AS SSD Benchmark」のライトがまったく伸びなかったりした。
また、定番ベンチマークの「CrystalDiskMark 5.1.2」でも、数回実行すると初回計測時から速度がダウン。
フォーマットやPCI Express Gen3.0スロット位置変更、OS再インストール、Windows 10 Anniversary Update前のバージョン、Z170プラットフォーム(ASUS、ASRock)と、いろいろ環境を変えて試したが、初回計測時と同じパフォーマンスが安定して出ることはなかった。
「ATTO Disk Benchmark」や「AS SSD Benchmark」との相性を含め、ファームウェアの更新に期待したい。
1GiBで5回ほど計測した際は、シーケンシャルリード・ライトともに最大公称値のリード2400MB/sec、ライト1400MB/secを超えていたが、計測を繰り返すとシーケンシャルライト、ランダムリード、ライトが低下(右)。十分高速なのだが、ちょっと残念な結果に
以降は、「CrystalDiskMark 5.1.2」のデータサイズ50MiB~32GiBまでの9つのサイズで計測を行なった結果だ。
パフォーマンスの次は、NVMe SSDの導入で最も気になる動作温度。ヒートシンクを備えるM.2タイプの「M8PeG」を使って、徹底検証を行なっていこう。

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