計測を繰り返すと速度が低下
ベンチマークソフトとの相性か?
普段は、ここから複数のベンチマーク結果を紹介してくのだが、「M8PeG」、「M8PeY」ともに一部ベンチマークでは、結果がいまひとつになった。
国内外レビューや環境問わず、同じ傾向で「ATTO Disk Benchmark」のブロックサイズ12MBからリード・ライトがダウンしたり、「AS SSD Benchmark」のライトがまったく伸びなかったりした。
また、定番ベンチマークの「CrystalDiskMark 5.1.2」でも、数回実行すると初回計測時から速度がダウン。
フォーマットやPCI Express Gen3.0スロット位置変更、OS再インストール、Windows 10 Anniversary Update前のバージョン、Z170プラットフォーム(ASUS、ASRock)と、いろいろ環境を変えて試したが、初回計測時と同じパフォーマンスが安定して出ることはなかった。
「ATTO Disk Benchmark」や「AS SSD Benchmark」との相性を含め、ファームウェアの更新に期待したい。
以降は、「CrystalDiskMark 5.1.2」のデータサイズ50MiB~32GiBまでの9つのサイズで計測を行なった結果だ。
パフォーマンスの次は、NVMe SSDの導入で最も気になる動作温度。ヒートシンクを備えるM.2タイプの「M8PeG」を使って、徹底検証を行なっていこう。
この連載の記事
-
第458回
自作PC
Arc B580のRTX 4060/RX 7600超えは概ね本当、11本のゲームで検証してわかった予想以上の出来 -
第457回
自作PC
インテル新GPU、Arc B580の実力は?AI&動画エンコードは前世代より超強力に -
第456回
デジタル
「Ryzen 7 9800X3D」は高画質設定でも最強ゲーミングCPUであることに間違いはなかった -
第455回
デジタル
「Ryzen 7 9800X3D」が最強ゲーミングCPUであることを証明する -
第454回
デジタル
性能が最大50%引き上げられたSamsung製SSD「990 EVO Plus」は良コスパSSDの新星だ -
第453回
デジタル
性能も上がったが消費電力も増えた「Ryzen 7 9800X3D」最速レビュー、AI推論の処理速度は7800X3Dの約2倍! -
第452回
自作PC
Core Ultra 200Sシリーズのゲーム性能は?Core Ultra 5/7/9を10タイトルで徹底検証 -
第451回
自作PC
Core Ultra 9 285K/Core Ultra 7 265K/Core Ultra 5 245K速報レビュー!第14世代&Ryzen 9000との比較で実力を見る -
第450回
デジタル
AGESA 1.2.0.2でRyzen 9 9950Xのパフォーマンスは改善するか? -
第449回
デジタル
Ryzen 9000シリーズの性能にWindows 11の分岐予測改善コードはどう影響するか? -
第448回
デジタル
TDP 105W動作にするとRyzen 7 9700X/Ryzen 5 9600Xはどの程度化ける? レッドゾーン寸前を攻める絶妙な設定だが、ゲームでの効果は期待薄 - この連載の一覧へ