キヤノンは一眼レフの「EOS 5D Mark IV」と
ミラーレスの「EOS M5」を展示
キヤノンは会場での新モデル発表はなし。日本では9月8日に発売されたばかりのフルサイズセンサー搭載一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」と、11月下旬発売予定のミラーレスカメラ「EOS M5」のすでに発表済みの2モデルをメインに展示していた。
オリンパスは「OM-D E-M1 MarkII」に加え
日本未発表の「E-PL8」を展示
会期前日のプレスイベントでフラッグシップモデル「OM-D E-M1 MarkII」の開発発表をしたオリンパス。
会場ブースではOM-D E-M1 MarkIIの展示はケース内のみで、一般来場者は触ることができない状態だった。プレスイベントでの実機については既報既報を参照してほしい。
オリンパスブースではそのほか日本未発表のPENシリーズ最新モデル「E-PL8」を展示。レザー風の素材を貼り付けたクラシカルでコンパクトなデザインが特徴だ。
詳しいスペックや日本での発売も含めて価格などは未発表。日本での正式発表に期待だ。
シャオミ傘下の中国メーカー
Xiaoyiのマイクロフォーサーズ機「M1」
シャオミが出資している中国のカメラメーカー「Xiaoyi」もブース出展をしていた。同社はこれまでアクションカムなどがメインだったが、レンズ交換式カメラにも参入。レンズマウントにマイクロフォーサーズを採用した「M1」を展示していた。
本体と会わせて12-40mm F3.5-5.6の標準ズームと42.5mmのF1.8のマクロレンズもラインアップ。ちなみに、オリンパスの「E-M1」に装着してみたところ、ちゃんとXiaoyiのレンズとして認識されて撮影できた。
本体やレンズの重量は未発表だが、手に持ってみると非常に軽く日常持ち運んで使うカメラにはピッタリ。
また、本体にボタン類が少なく、ディスプレーを左右にスワイプしてメニューを呼び出すスマホに近いUIを採用している。このあたりの発想は新興メーカーらしさを感じる。
「M1」は10月に発売予定で、価格はズームレンズとマクロレンズがセットになったモデルが699ドル。日本での展開は未定とのことだ。
コンデジよりはアクションカムが豊富に登場
今回のPhotokinaはレンズ一体型、いわゆるコンパクトデジタルカメラについてはあまり多くなかったが、一方でアクションカムが豊富だった。次回はそのあたりを紹介していく。
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