「護衛」部門の決勝戦と、「爆破」部門の3位決定戦、決勝戦を実施
メンバー変更のDeToNatorが見事優勝! TGS2016でAVAオフライン大会開催
9月18日、東京ゲームショウ 2016の「e-Sports Stage @ TOKYO GAME SHOW 2016」で、ゲームオンが運営するオンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」(以下、AVA)のオフライン公式大会「AVARST2016 Season2 爆破・護衛オフライン決勝戦 in 東京ゲームショウ」が開催された。
AVARSTは、国際大会のレギュレーションを基準にルールを策定し、国内のAVAのレベルをより一層向上するために企画されたオンライン公式大会。AVARST2016 Season2 爆破・護衛オフライン決勝戦 in 東京ゲームショウでは、9月17日のオフライン3次予選を勝ち抜いたチームによる「護衛」部門の決勝戦と、「爆破」部門の3位決定戦、決勝戦が実施された。
護衛部門の決勝戦は、「Recycle(リサイクル)」対「Ibis(アイビス)」で、マップは「RISING DUST」。護衛は、倒されてもすぐ復活でき、自分がEUのときは戦車を進めることを目的とし、NRFのときは敵戦車が進むのを食い止めるのが目的となる。RISING DUSTは、第1地点がスナイパー、第2地点はライフルマンの活躍がカギとなるマップ。Recycleは3スナイパー、Ibisは2スナイパーという編成だった。
前半でEUだったRecycleは、ものすごく早い速度で戦車を進軍させ、逆に後半EUだったIbisは、Recycleの殲滅力の高さに苦戦。途中Ibisが一瞬立て直せそうな場面もあったが、結局RecycleがIbisにRPGを使う隙も与えさせずストレート勝ちといえる展開で勝利した。
続いて実施されたのは、爆破部門の3位決定戦で、「God Aimer(ゴットエイマー)」対「またピネだぁぁぁ(マタピネダァァァ)」が争った。爆破は、EU側はNRFの殲滅もしくは目的地でのC4爆破、NRF側はEU側の全滅もしくは設置されたC4の解除が目的となる。また今大会から、7つのマップからお互いに試合したくないマップを弾いた後に、残るマップから試合を希望するマップをそれぞれ選んでいく「Ban&Pick方式」を採用。自分達が苦手なマップをBanしたり、得意マップを選ぶといった、マップ選びでの戦略も重要になった。
Ban&Pick方式により、採用マップは第1試合がBLACK SCENT、第2試合がAIRPLANE、第3試合がCANNONとなった。結果は、第1試合が7対1、第2試合が7対2とまたピネだぁぁぁがGod Aimerを圧倒。またピネだぁぁぁは、God Aimerの動きをしっかり予習し、しっかり対策を練ってきているような動きだった。
決勝戦では、「DeToNator(デトネーター)」対「Requish(レキッシュ)」の戦いとなった。本大会の爆破部門は、A-Pointの総合点の1位と2位が参戦できるAVAの世界大会「AWC(AVA World Championship)」の出場権を争うA-Point制度の対象になっており、出場可能ポイント圏内にいる両チームにとっても重要な試合だった。
こちらもBan&Pick方式により、採用マップは第1試合がHAMMER BLOW、第2試合がAIRPLANE、第3試合がDUAL SIGHT、第4試合がBLSCK SCENT、第5試合がCANNONに決定した。
両チームの実力からして第5試合の最終決戦までもつれこむかと思われた戦いだったが、結果は、HAMMER BLOWが7対4、AIRPLANが7対5、DUAL SIGHTが7対1と、DeToNatorがストレート勝ち。DUAL SIGHTは、予選でRequishがDeToNatorに勝利しており、今回もRequish優勢か? と思われていたが、その予想を見事に裏切った。
DeToNatorは本大会でメンバーも大幅変更があり、チームの連携という点では心配されていた部分もあったが、試合中にしっかり声を掛け合ったりと、すばらしいチームワークをみせてくれた。両チームとも、AWCへの参加が十分見込めるA-Pointを持っている。今回予選で惜しくも敗退してしまったF4Eを含め、どのチームがAWCの出場権を獲得し、世界相手に活躍してくれるかが、今から楽しみだ。
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