このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第37回

ガルパンおじさん即買いのラッパなどをミリタリーショーでゲット

2016年08月04日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

手放してしまったメスキットパンを買い直しました

 先日、ミリタリーショーに行ってきました。ショップや個人がミリタリーグッズやエアガンなどのブースを出すフリマ的なイベントで、年に4回ほど開催されているのですが、ここ数回はほかの予定と被ってしまって行けないでいたため、久しぶりの参加です。

 ミリタリー物に関しては、エアガンよりも服や装備品、小物などに興味のあるワタシ。3フロア中の2フロアがそういった物を扱うフロアになっていたので、主にそちらを重点的に回ります。

 行く前に、これがあったら買おうと思っていたアイテムがあります。米軍のメスキットパンという物で、携帯用食器とフライパンのセットです。25年ぐらい前に持っていてキャンプで使っていたのですが、売ってしまったのか、いつの間にかなくなってしまいました。もう一度欲しいと思ってネットで探してみたのですが、どれも結構なお値段。昔はあちこちで格安で売っていたのに、数が減ってきたのか、値が上がっているようです。

 会場を回りながらチェックすると、ネットより安い物を何点か発見しました。こういうのって、あとで買おうなんて思っていると次にブースに行った時には売れちゃってることがよくあるので、ふだんは欲しい物を見つけたら迷わず買うのですが、今回は安いのを買うのが目的だったし、割と豊富に出回っている物なので即買いはしませんでした。

 いくつか見たあと一番安かったブースに戻り中を見せてもらったところ、かなり使い込まれていて傷だらけだしデコボコしていますが、使うには支障ないようでした。

携帯用食器とフライパンのセット、メスキットパン

だいぶ年季が入っていますが、使うには問題なさそうでした

 米軍のメスキットパンは第2次世界大戦のころからほとんどデザインに変更がないまま、1990年代まで使われていました。米軍兵士が持ち歩く携行糧食は1980年代に缶詰からレトルトパックのMREになり、フライパンや皿の必要性が低くなったため、使われなくなったのだと思います。

 見つけた物にはREGAL 1966の刻印がありました。REGALは多分メーカーで、どうやらベトナム戦争中の1966年製のようです。

1966年製。50年モノですね

 米国防省が割り振るコントラクトナンバーはDSA-400-67-C-0100-TR530。最初の6桁、DSA-400は政府の契約機関で、DSAはDefense Supply Agencyの略。国防のための補給をコントロールする省庁で、現在はDLA(Defence Logistics Agency)という名称ですが、1962年から1977年まではこのDSAという名称を使っていました。

 次の2桁、67は会計年度。1967年の予算で作られたという意味で、1967会計年度は1966年10月からなので、1966年の終わりごろに作られたのではないかと思います。

 同じブースに米軍のユーテンシルもありました。ユーテンシルはフォークとスプーン、ナイフです。辞書で調べると、食事に使う物はカトラリーで、ユーテンシルは調理に使う器具となっていたりするのですが、なんでカトラリーじゃなくてユーテンシルなのかは英語が苦手なのでわかりません。英語と米語の違いなのかなぁ。

ユーテンシルセット。これも古そう

 フォークがグニャグニャで真っ直ぐにするのが大変だったとのこと。これもだいぶ古そうですが、製造年は不明です。U.S.の文字が入っていない物もありますが、これには入っていました。やっぱり文字があったほうがソレっぽくて好き。

 ちなみにスプーンのすくう部分は縦が7センチもあって、超デカいです。アメリカ人サイズなのかしら?

左はごく普通のスプーン。2割ぐらい大きい感じです

 両方買ったら少し値引きしてくれます? と聞いたら500円引いてくれるとのこと。もちろん迷わず両方ゲットです! 買うならセットで欲しかったし、幸い格安で買うことができたのですが、実は金属どうしが擦れる音が苦手。一緒に使うのは無理なので、メスキット+プラのカトラリー、プラ食器+ユーテンシルという使い方になりそうです。

一気に食器周りが充実!

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ