「HP Spectre 13-v000」のパフォーマンスを
ベンチマークでチェック!
続いては、「HP Spectre 13-v000」のパフォーマンスについて紹介しよう。今回はCPUにCore Core i7-6500U、ストレージに512GB SSDを搭載した「HP Spectre 13-v007TU」を試用した。ベンチマーク結果についてはパーツ構成やタイミングによって大きく変わることがある点を、あらかじめご了承いただきたい。
CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」
まずはCPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」を試してみたところ、そこそこ優れた結果となった。ただしCore i7-6500U本来の性能を考えれば、もう少しスコアが伸びてもおかしくはない。おそらく熱対策によるものだとは思うのだが、標準的な作業であれば十分なパワーを備えている。
シーケンシャルリードで1665MB/秒、SATA接続SSDの3倍以上のアクセス速度
ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで1665MB/秒と非常に優れた結果が出ている。標準的なHDD(100MB/秒前後)と比べるとおよそ16倍、SATA接続のSSD(500MB/秒前後)と比べると3倍以上のアクセス速度だ。さすがPCI Express(NVMe)接続といったところだろう。シーケンシャルライトはいくらか速度が落ちるものの、快適に使える性能であることは間違いない。
総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」
総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、下記の表のような結果となった。ノートPCとしては高めの結果だ。グラフィックス性能が必要とされるゲーム系のワークロードではスコアは低めだが、ゲームプレイ目的で「HP Spectre 13-v000」を購入するとは考えにくいため、あまり気にする必要はないだろう(ゲーム用途なら、「OMEN by HP 15-ax000」をオススメしたい)。そのほかのテストで高いスコアを叩き出しており、実際に使い始めると多くの方が快適に感じるはずだ。このベンチマークではストレージ性能が強く反映されるため、高速なPCIe NVMe SSDの恩恵が現われているのだろう。
PCMark 8ベンチマーク結果 | |
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Home conventinal 3.0 | 2896 |
Home accelerated 3.0 | 3649 |
Creative conventinal 3.0 | 2768 |
Creative accelerated 3.0 | 4310 |