このページの本文へ

この夏はコレを買え!! HP Spectre 13-v000はイチオシの極上13.3型ノートなのだ!

2016年07月27日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●ハイサイ比嘉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インターフェースはUSB 3.1 Typ-C×3のみ!

 「HP Spectre 13-v000」にはインターフェースとしてUSB 3.1 Type-C端子×3とヘッドホン出力端子が用意されている。正確には「USB 3.1 Type-C端子×3とヘッドホン出力端子しかない」と言ったほうがいいかもしれない。背面のヒンジ周辺部にそれぞれの差込口があるだけという非常にシンプルかつ思い切った配置だ。

本体背面部。「HP Spectre 13-v006TU」「HP Spectre 13-v007TU」は、インターフェースをすべて背面に配置することで、約10.4(最厚部11.2)mmという薄さを実現している。中央左側のふたつのType-C端子は、転送速度最大10GbpsのUSB 3.1 Gen 2および転送速度最大40GbpsのThunderbolt 3をサポート。写真左端のType-C端子は転送速度最大5GbpsのUSB 3.1 Gen 1対応。これらポートは、すべて電源オフ時にUSB機器を充電可能なUSBチャージ機能に対応している。写真右端はヘッドホン出力・マイク入力兼用端子。またこの背面部にも「SPECTRE」ロゴが刻まれている

 USB 3.1 Type-Cのみというのは、非常に野心的な試みだ。だが今年の後半あたりからUSB 3.1 Type-Cは、爆発的に普及するだろうと予想されている。そのことを考えれば、納得できる構成だ。最近はマウスやプリンターはワイヤレスでつなげる製品が多いため、Type-AのUSB端子を使わない人も多いだろう。USBメモリーなどでどうしてもType-A端子が必要なら、付属の変換アダプターを使えばいい。

本体に付属の「USB A変換アダプタ」。従来のUSB Type-A接続の機器を利用できる

 ちなみに3つのUSB 3.1 Type-Cは、どのポートからでも充電したり映像を出力したりできる。規格上では当然のことなのだが、端子の種類やケーブルの取り回しでミスすることがないというのは、画期的な仕様ではないだろうか。

 ただ、USB 3.1 Type-CやThunderbolt 3に対応している機器はまだ少なく、手持ちの周辺機器も従来の端子で接続するものがほとんどだろう。外出先でプレゼンを行なう際、用意されている映像機器がアナログRGB(VGA)にしか対応していないのはよくあることだ。そんなときのために、別売りの変換アダプターやドックを用意しておきたい。

USB 3.1 Type-CからHDMI出力を利用できる「ELECOM製 USB Type-C 変換ケーブル (HDMI)」と、アナログRGB(VGA)に変換する「ELECOM製 USB Type-C 変換ケーブル (VGA)」

「USB Type-C 変換トラベルドック」を使えば、USB 3.0端子×2、HDMI、アナログRGB(VGA)、有線LAN端子を同時に利用できる

カテゴリートップへ