インターフェースはUSB 3.1 Typ-C×3のみ!
「HP Spectre 13-v000」にはインターフェースとしてUSB 3.1 Type-C端子×3とヘッドホン出力端子が用意されている。正確には「USB 3.1 Type-C端子×3とヘッドホン出力端子しかない」と言ったほうがいいかもしれない。背面のヒンジ周辺部にそれぞれの差込口があるだけという非常にシンプルかつ思い切った配置だ。
USB 3.1 Type-Cのみというのは、非常に野心的な試みだ。だが今年の後半あたりからUSB 3.1 Type-Cは、爆発的に普及するだろうと予想されている。そのことを考えれば、納得できる構成だ。最近はマウスやプリンターはワイヤレスでつなげる製品が多いため、Type-AのUSB端子を使わない人も多いだろう。USBメモリーなどでどうしてもType-A端子が必要なら、付属の変換アダプターを使えばいい。
ちなみに3つのUSB 3.1 Type-Cは、どのポートからでも充電したり映像を出力したりできる。規格上では当然のことなのだが、端子の種類やケーブルの取り回しでミスすることがないというのは、画期的な仕様ではないだろうか。
ただ、USB 3.1 Type-CやThunderbolt 3に対応している機器はまだ少なく、手持ちの周辺機器も従来の端子で接続するものがほとんどだろう。外出先でプレゼンを行なう際、用意されている映像機器がアナログRGB(VGA)にしか対応していないのはよくあることだ。そんなときのために、別売りの変換アダプターやドックを用意しておきたい。