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Shadowverse プロデューサー木村氏にインタビュー

Cygamesに「時代が追いついた」 スマホゲームに待つ未来

2016年06月20日 17時00分更新

文● ちゅーやん

魅せるエンタメ性と新しい遊び方

── 対戦で気になるのはマッチングです。

木村氏:ランクマッチとルームマッチを用意しています。リリース版から実装していますが、海外とのマッチングも可能にするので、世界中の人と対戦ができます。また、観戦機能を今後実装したいと考えています。ニコ動のSDKを入れて、ニコニコ動画への投稿をできるようにはしたいです。

── 個人的に気になっていることですが、PCでプレイは可能になりますか。

木村氏:海外向けだとSteamでのプレイが可能になる予定です。国内向けも予定しているので楽しみにお待ちいただければと。また、ゲーム本編ではありませんが、「Shadowverse Portal」がオープンしています。

── ずらーっとカードが並んでいますね。

木村氏:Shadowverse Portalはデッキビルダーサービスとして、ゲームをプレイしていなくとも、デッキ構築を試行錯誤できるようなサービスです。PCやスマホからアクセスでき、TwitterやFacebook、Googleのアカウントでログインすれば構築したデッキを保存できます。全カードを網羅しているので、データベースとしても活用いただければと思います。

ステータスだけでなく、分解時や生成時のエーテル量まで記載されている

デッキのコストのバランスを視覚化して確認できる

新しい遊びが盛り込まれた特徴のあるゲームがカギ

── 話は変わりますが、木村さんは国内でe-sports文化が発展するためにはなにが必要だとお考えですか。

木村氏:見せる(魅せる)側のエンターテイメント要素でしょうね。ゲーム自体よりも、どうやってゲームを見せるかという「場所」が必要かなと思います。そういう意味では、国内でも知名度の高い選手の多い格闘ゲームが火付け役になるのではないでしょうか。その次の波としてShadowverseのようなTCGだったり、RTS(リアルタイムストラテジー)に注目が集まると思います。

── なるほど。それでは今後のスマホゲームはどうなると考えていますか。

木村氏:なにかしら“新しい遊び”が盛り込まれたゲームが出て、ユーザーそれぞれが好み遊びのあるゲームをプレイするようになるのではないでしょうか。同じようなゲームが頻出するのではなく、それぞれ特徴のあるゲームで、それぞれの特徴が好きなユーザーがプレイするということです。Shadowverseもそのひとつになってくれればと思っています。

── 本日はありがとうございました。

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